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SAROーMURIKI「つぶやき」選集(13)

2012年12月

まあ,腐らずに、(恥ずかしながら) 「真・善・美」



○ 試し読みを経て、12月から「東京新聞」にしています。実にまっとうなメディアです。あと、意外(?)だったのが、妻が大喜びしていること。私のニュース・ナビゲーター役を務めてくれている彼女が言うのだから、これは限りなく良質な新聞であるに違いない。あなたも選挙期間中の試し読みはいかが?―――新聞を読んでいる時間が倍になりましたよ。

○ 自民党の安倍が公共事業についても色々言ってます。私はケインズの『雇用、利子および貨幣の一般理論』を2度読んだことがありますが、安倍とケインズとの決定的な違いは、誰の負担で・誰のためにやるかということだと思います。安倍のものは、(税にしろ・借金の返済にしろ)一般ピープルが負担する金を安倍の支持層に移転させることにしかならないだろうな。要は、格差の形成です。

○ 北朝鮮の『人工衛星』(「事実上のミサイル」とかつまらぬ注釈はするな)打ち上げを思うに、あの人達は本当は日本の軍国主義化を望んでいるのでしょうね。いつもタイミングがばっちりだもの。その方が彼らの権力も延命できるのでしょう。似た者同士で競い合えるからね。全く迷惑な話だ。いい加減せい!―――勢力均衡論からすれば北朝鮮の核武装を原理的に批判することは出来ないだろう。ダブルスタンダード(二重基準)に陥らず、それを批判できるのは日本国憲法の平和主義だろう。

○ (比較的にですが)真っ当に働き、生きてきた一般ピープル、「般民」、ノン・エリート(マルチチュードとは言いません)たる私は、今回の衆議院選挙において、この不公平で非人間的な社会を生み出したイスタブリッシュメントの 欺瞞的なヘゲモニーを拒否し、自立的に投票することを誓います。―――ちゃんと、悔いなく、投票はしてきました。

○ (リツイート)桑名市長選で、伊藤徳宇氏(36)が、現職の水谷元氏(56)を2~3倍の大差で破り初当選。職員の不祥事もあったが、驚くべき結果。伊藤氏が嘉田未来塾出身で、伊藤氏が民主・自民・公明・維新の4党相乗りだったことを大手メディアはほとんど報道せず。―――金子勝です。

○ マスコミのフィルターを突き破って、島原市長選で、古川氏が民自公推薦の現職を破る!イスタブリッシュメントのスポークスマンたちよ、私たち一般ピープルは君たちの世論操作のベールを突き破って、きっと、結果を出すであろう。わたしたちはもう見えているのだ!―――若干期待したのですが、この時点では、「幻想」だったようです。

○ 衆院選前日の今日、私は日比谷へ行ってきた。雨にも負けぬ人々が脱原発の大きな声をあげていた。マスコミは本当に露骨な報道をつづけているが、『原発のない未来』を望む無数の人々は決して消えたわけではないのだ。無数の『草の根のソロー』が生まれたている。そのことを忘れるな!―――この思いは不変です。

○ まあ、中央の政治レベルで考えると、予想―――民主の敗北→自民の増加―――どおりとはいえ、これを目の当たりにすると『ひでえ』と思わざるをえません。これからの日本については大いに警戒し、ますます、ソロー化して頑張ろうと思います。速報は、やっぱり、テレビ東京の池上のがまともですね。―――ネットでも、(テレビを見ない)若者たちにさえ、受けていたようです。

○ 個人的には、後悔しない投票行動をしたと思っているので、自公が勝とうが、民主が勝とうが大勢に影響はないと考えています。ただ、もう少し選挙結果を見ないと分かりませんが、要は,いわゆる反イスタブリッシュメント派がどうなったのかということです。でも、妻は日本という国は本当にすごいといってました。―――まあ、「安定した生活」ー経済成長、そして、「心地良い」ナショナリズム、それが原発・消費税・TPP・沖縄を押しつぶしたということでしょう。その結果が、自・維の得票率が、小選挙区で54%、比例で46.9%、自・維・公・みで60.6と67.6ということなのでしょう。さらに悲惨なのが都知事選で、連合東京も猪瀬に乗り、まさしく、大政翼賛会的な状況になりました。東京に行くと、なんて、豊かなところなのだろうと思うのですが、東京自体が「(幻想の)六本木ヒルズ」化しているのかもしれません。

○ 私たちが今見ているのは、小選挙区制導入→「保守」の二大政党制化という方向性の中で、ヨーロッパ流の「中道」化ですらもなく、自民党・タカ派と(カッコつきの)戦後「革新」勢力を「体制」内に吸収することに「成功」した中道右派とが対抗軸になってしまっている状況だと思います。でも、問題を真に解決していけるかどうかは、(社会を支えている)「一般ピープル」の〈自立〉でしょう。

○ という観点で言うと、日本の「一般国民」というのは、、やはり「ひでえ」ですよね。これは率直に受け止めなければなりません。そして、自公の政治が日本の未来を切り開けるわけがなく、日本はさらにひどいことになるだろう。そのツケを「一般国民」が払わされることになるが、それにも気づかないしれません。これまでと同じように。

○ ということで、問題は「一般ピープル」がどれだけ、自らの「政治」を築けるかだ。ネットでの情報の共有や様々な交流、そして、なにより、自分たちの「生」を生きはじめてしまう事、それをつなげていくことだ。「一般ピープル」?それは、「どうして自民党に投票する人がいるんだ」と思ってる〈普通〉の我々自身だ。

○ (リツイート)衆院選の全国の結果に絶望した?思いっきり絶望して、現実を受け入れよう。そして少しゆっくり休んでまた繋がろう。諦める訳にいかない。メディアが骨抜きなら草の根の底力見せてやるわ。全国の意識ある仲間たち力貸してね!―――山本太郎です。そうだよね!

○ Good people, Fool citizen. ―――人のよい人は幸いである。神の国日本は彼らのものである。

○ 私的総括:民主党政権―――一見、「批判」的そぶりを見せながら、結局、既成事実と既定路線を追認し、追従することになったという意味で、最も悪質な代物となった。つまり、国民の生活を破壊する「体制」の延命に大きく貢献したということだ。そのことをイスタブリッシュメントはよく分かってる。――これから、自民党政治が人々の目を眩ませられなくなったとき、またぞろ、民主党を受け皿にするという準備が始まっているようだ。おらは、そんなのはいやだ!!!

○ 同調を旨として学んだ。真理は遠ざかったが、友達は増えた。批判を旨として学んだ。真理は近づいたが、友達は減った。

○ なにしろ、違憲状態で選挙を強行し、有権者の小選挙区で24%、比例代表で15%の得票率で議席は定数の6割ですからね。何しろ、こんな選挙制度であんな政治家をわれわれの代表者に選ぶ仕掛けはもう絶対信用しませんのでそのつもりでいてくださいね。大きな顔しなさんな!「15%の自民党」さん。

○ 株価が上がったって?!どうせ、仲間内のご祝儀相場だろうが。それとも、消費税増税を実施するまでは、上げておかねばならないのか!それとも、参院選までかな。どちらにしても、財政赤字と不良債権を増やして、誰にその負担を転嫁させようって言うわけだい。安倍さんよ。

○ 暇ができたのでテレビのニュースを見た。ウオ!頭に浮かんだ言葉―――「昔の顔が出ています。」おまけに、2世だの、3世だのばかりなので、爺さんや親父の顔まで浮かんできて、いやな気分になった。政権の政策も発表されているようだが、本当に、あの嫌気がさした「自民党政治」へ逆戻りだ。

○ 「アベノミクス」(?)とか言う言葉が使われているようだ。まあ、私から言わせれば、政官財の癒着によって国民から抽出した金を身内にばら撒く古い「自民党政治」と、格差を生み出した新自由主義的な「小泉政治」とのミックスということだ。正確にいうならば、すでに破綻した、そして、今後も失敗を約束されている、「アホノミクス」と呼ぶべきものだ。

○ 「市場」、「市場」がと盛んに言っているが、要するに、金持ちや資本家(とりわけ、投機筋)さんたちのことだ。そりゃ、金を刷って、ばら撒いて、株価を上げてくれれば、喜ぶでしょう。でも、それは、「安部様お願えしやすだ」と「おこぼれ」に期待する向きは別ですが、「一般ピープル」の利害とは一致しませんよ。―――インフレ政策とは、貨幣価値を下げる政策だ。当然、経済的立場によって、その効果は異なってくる。投機筋や資金を借りていた人、これから借りることができる人、物を積極的に売ることができる人などにはプラスに働く局面もある。しかし、物価上昇に見合う収入の上昇を期待できないサラリーマンや年金生活者などには大きな不利益を与える。さらに、自民党政治は、福祉の貧困による不安のために貯蓄に励まざるをえなかった高齢の「一般ピ-プル」にささやく。「小金をためている爺さん・婆さんよ!早くその金をわしらの身内のために吐き出しちゃいなさいよ。早くしないと、物価上がって、物が買えなくなちゃいますよ」と。

○ 東北電力も、本当に恥ずかしい人達だ。君らがさかんに「事実」を否定しようとしているのは、君らが東北電力の社員で、その経済的利害を守るためなんでしょう。チッソによる水俣病隠しと結局同じなんだよ。自らの経済的利害のために、同胞の命と健康を危険に曝そうなどとは、見下げた人達だ。

○ 「風評被害」という言葉が使われているが、まず、直視すべきは、わが国土と自然環境が確実に汚染されているということだ。そして、その原因と責任を明らかにしないまま、汚染を心配している人々を「非難」するが如き言辞は、それらを隠蔽しようとするイスタブリッシュメントの策略に乗るだけであり、また、真の復興を妨げるものだ。

○憲法改定を目論む人々が、盛んに押し付け憲法だの、東京裁判史観だのと言う。つくづく思う。私たちの親の世代が、わが日本の『一般ピープル』の立場から、戦前の政治と戦争の責任をしっかり追及してこなかったから、親米派に変身した、戦前の指導者やその子孫達に好き勝手なことを言わせているのだと。

○昨日、今日と、少し元気の出るテレビ番組を見た。NHKの『エネルギー・シフトへの挑戦』とTBSの『報道の日・特集』、そして、『ロボコン』だ。
やはり、ラジカルな自然エネルギー戦略と若い人たちの想像力あふれる力ですよ。あんな自民党政治に向けて元気がでるわけないでしょうが。
―――何しろ、来年が良い年でありますように。(2012.3.30)

 サロさん!一眠りして、また、散歩にいこうね。
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私の音楽のふるさと(2)―――和楽編1

 
さあ、カラオケ練習だい


    我〈しもべ〉たる飼い主は、昨日は、寒い中、外でずっと働いてました。そして、家に入ってくるなり、すぐに、いつもより短い音楽をたくさん聴いては、唸ってました。ありゃ、何だ?

    皆さんもそうだと思いますが、私にも、人生の「あの時」・「あの頃」と結びついた懐かしい音楽があります。そして、それらは、個人的には、単に「懐メロ」と呼ぶだけでは足りないような気さえするのです。
    ところで、私は、最近、友人とカラオケをやるようになりました。私はこれまでカラオケとはあまり縁がなく、20年頃前に初めてやった時の「サン・トワ・マミー」、そして、あの時の「いとしのエリー」、あの時の「ど根性がえる」、そして、あの時の「怪傑ハリマオの歌」といった調子で、ほとんど経験がなかったのです。ところが、今年は彼(ら)と2度も歌っているのです。そして、友人が演歌を非常に味わい深く歌うものですから、カラオケも悪くないなと思い、私もやってみるかと言う気持ちになったのです。そうなると、歌うとすれば何を歌うんだということになって、この3・4日は、悩みに悩んだのです。そして、その結論が以下の曲目です。

(1)「津軽海峡冬景色」、(2)「古城」、(3)「湖愁」、(4)「赤いハンカチ」、(5)「霧の摩周湖」、
(6)「花の町」、(7)「銀色の道」、(8)「花咲く乙女たち」、(9)「雪の降る町を」、(10)「国境の町」、
(11)「北帰行」、(12)「帰ろかな」

    これらは、一応、懐かしい思い出があり、自分でも歌えそうかなと思った曲です。勿論、この他にも忘れることができない様々なジャンルの曲があるのですが、今日は、それらの中で、「津軽海峡冬景色」ついて振り返ってみたいと思います。この曲は演歌の部類に入るのでしょうが、私の人生の中で演歌は、耳にすることは多かったものの、自ら口ずさむことはほとんどありませんでした。しかし、その唯一の例外が、「津軽海峡冬景色」でした。私は学生結婚だったのですが、妻が病気になったので、一年間、仙台でフルタイムで働くことになりました。その時、仕事をしながらよく聴いたのが「津軽海峡冬景色」です。ラジオから流れてくる石川さゆりのこぶしの利いた三連譜には、本当に、本当に心を揺さぶられました。演歌の中で、私はこの曲が一番好きです。

     またまた、失礼しました。それでは、今度どこかで一緒にカラオケやりましょう。
       
   

『アルカイダの来た道―――アメリカはなぜ憎まれるのか』を観て

 
嫌われるアメリカ人とローレンス・ライトの魅力



    我〈しもべ〉たる飼い主は、すこし、けだるそうに言ったよ。「ねえ、サロさん。年も押し詰まってきたねえ。私は、小さい時、どうも宿題が苦手でね。全くやらなかったわけでもないんだけれど、どうも計画的にはできなかったなあ・・・・・ローレンス・ライトのこの本も宿題みたいなもんだね。さて、今年中にやってしまおうか。」―――クックック・・・わかってる、わかってるって


    ほぼ一年前の今年の正月、普段は<疲れて>(?)見逃してしまうような貴重なテレビ番組の再放送を何本か見ることができました。そして、その中でとりわけ面白かったものが、NHKの“BS世界のドキュメンタリー”『アルカイダの来た道―――アメリカはなぜ憎まれるのか』でした。視聴後、すぐに、この作品の基となっている『倒壊する巨塔―アルカイダと「9・11」への道(上・下)』を取り寄せ、読んでみました。大変優れた本で、すぐにコメントしようとも考えたのですが、私が受けたインパクトの「質」を表現するのにいまひとつ逡巡するところがあり、下書きのまま一年近く放置していたのでした。しかし、昨今の政治状況を考えると、私がライト氏に対して感じた魅力は、現在の私たちにも求められているのではないかとの感も強く、必ずしも意を尽くしたものではないのですが、一応、アップしておくことにしました。ご批判をいただければと思います。

  ところで、この作品の内容は、NHKのHPで、次のように要約されています。

    「アメリカはなぜこれほどまでに憎まれるのか?」9.11テロ事件以降、アメリカ人の誰もが自問してきた疑問である。著書「倒壊する巨塔(The Looming Tower; al-Qaeda and the Road to 9/11)」で2006年にピュリッツァー賞を受けたローレンス・ライトが、イスラム原理主義がどのようにして生まれたかを綿密にたどる旅を通して、彼らの思想を内側から理解しようと試みる。
ローレンスは“復讐”はエジプトの刑務所で始まったという。サダトからムバラクの時代、アメリカの軍事力に支えられたエジプトでは、イスラムへの回帰を主張する人々は暴力で弾圧された。虐げられた人たちはジハード団を結成。アルカイダのNo.2アイマン・ザワヒリはそのリーダーの一人だった。
アメリカのイラク侵攻では、イスラムに無知なアメリカ兵士たちが市民に対し恥辱的な行為を行い、イスラム教徒の憎しみに拍車をかけたとローレンスは分析する。
さらに自爆テロという残忍な手法が生まれた背景、殉教に対する考え方などに考察を加え、イスラムのアメリカへの憎しみの原点、背景を解き明かしていく。」

    さて、このドキュメンタリーが第一級のものであることに疑う余地はないでしょう。取材対象に対するその長期にわたる密度高い取材、そして、膨大な資料を分析―総合する視点の「確かさ」、それらには感動を誘うものすらあります。ところで、これまで、私は、いわゆる「アメリカ人」の文化や行動の中に鈍感と思われるほどの「自己中心性」を感じると共に、そうした性格それ自体をも乗り越えていくような「何か」を感じてきたといってよいと思います。それは私自身には希薄と感じられる何かで、言葉で表現することは難しいのですが、あえて言うならば、自らの思想・信念を貫きつつ異質なものに接近する「勇気」、また、仲間内に対してもその信念に基づいて批判的姿勢を崩さない「勇気」、とでもいったらいいものかもしれません。すなわち、「アメリカ」は、「嫌われるアメリカ人」と共に、そうした極めて魅力的な人物や文化をも生み出してきたということなのです。

    まず第一に、ライト氏が中東の地で作り出した人間関係の「広さ」と「深さ」は驚嘆すべきもののように私には思われます。「人種の坩堝」・「移民の国」アメリカに住む彼にとって、それは当たり前のことなのでしょうか。日本も中東地域ではかなり良好な関係を作り上げてきていたということですが、この間の中東情勢の中で、ライト氏のような人間関係と情報を得ることができていたのでしょうか。もちろん、日本も、有史以来、様々な文化を吸収・融合して今日に至っているのですが、ライト氏の仕事によって、このますますグローバル化しつつある世界の中で、私たちも、「異質」的なるものとより積極的な関係を形成していかねばならないのではないかと強く考えさせられたのでした。

    第二に、ライト氏のイスラム文化に対する理解は決して表層的なものではなく、ビンラディンやザワヒリに対する彼の批判は、『コーラン』などを踏まえた、極めて内在的な性格を持つものでした(たとえば、ジハードや自爆攻撃などに対する批判の根拠)。しかし、それと同時に、彼はそうしたイスラム文化に「埋没」してしまうのでもなく、彼自身の「アメリカ的価値観」―――それは必ずしも「井の中の蛙」とか「お山の大将」といった独善的なものとは私には感じられませんでした―――から、メッカの女学生の服装ゆえの焼死事件やイラクにおける援助活動家の処刑に対して、おそらく死の危険すら顧みず抗議する「勇気」を示しているのです。いわゆる「文化相対主義」的な立場から、そうした行為に対して「沈黙」を守ることを良しとする考え方もあるでしょう。しかし、私は、自らの主体的な価値判断をぶつける彼の姿勢に魅力を感じ、また、そうした姿勢が相手の「信頼」を獲得することにもつながるのではないかと思うのです。「日本的価値観」からするならば、先のような事例の際、我々はどう考え、どう行動すべきだったのでしょうか。

    第三に、このドキュメンタリーの背景には、9・11以後のアメリカ社会の変質―――ライト氏や彼の娘が権力によって盗聴されたりするといった―――があるのですが、ライト氏は、こうした流れに対しても、自らの「アメリカ的価値観」から強く抗議します。当時の状況から考えるならば、こうした自らの信念を公的に表明することは決して簡単なことではなかったはずです。しかし、こうした一人一人の思想・心情を大切にすること、そして、それを相互的に承認しあうことも「アメリカ的価値観」なのでしょう。そして、こうした姿勢こそ、結局、アメリカ社会の「自己批判」能力、「自己革新」能力を生み出してきたのだといってよいと思うのです。奴隷制の歴史を有しながら、人口の10%程に過ぎない黒人出身の大統領を選出するアメリカ国民、それは、やはり、恐るべき「革新」能力を持っていると言わなければならないのではないでしょうか。これに対して、「和を以って貴しと為す」わが日本が、異文化間の「和」を大切にするのではなく―――我が家はクリスマスケーキでキリストの誕生をお祝いしたのですが(苦笑)―――、異文化や価値観の差異を抑圧する方に流れていくならば、変わり行く社会に向かって「自己革新」能力を発揮することは決して出来ないだろうと思うのです。    
    
    総じて、この二つのドキュメンタリーを通して、私が感じたライト氏の魅力とは、「他者」に対する積極的で、主体的な関わりということになると思います。そして、それを可能にしているのは、結局、「相手」を理解可能・対話可能な同じ人間とみる〈根源的な〉「信頼感」ではないのか、これが私の最終的な印象です。ビンラディンやザワヒリを全く「異常・異質」な化け物の如きものと捕らえたならば、なぜ我々と「同じ(普通の)人間」が、9.11テロの如き事件を起こすに至ったのかを追求したこのドキュメンタリーは成立しえなかったでしょう。勿論、ライト氏はこうしたテロリズムを強く憎み、否定しています。しかし、もし、これから先、「文明」間の衝突といった非和解的な枠組みの中で暴力を再生産していくのではなく、そうしたテロリズムとそれらを生み出す諸条件(「嫌われるアメリカ人」の有り様も含めた)を一つずつ払拭し、人類全体の共生を実現しようとするならば、その根底には、そうした人間に対する根源的な信頼感が必要だといえるのではないでしょうか。もちろん、悲惨な現実を前に、それを楽天的な、「お人よし」の戯言という向きもあるでしょう。しかし、おそらく、「地獄へのスパイラル」からの脱出口はそこにしかない、それも事実であると思うのです。

※ この3日間、私は、演歌、歌謡曲を聴きまくりました。私の依存症的体質は悲惨を極めています。明日は、そのことについて書く予定です。

 

衆院選の結果について思うこと

 
それにしても  「懲りない人々」―――12・16 日本

    

もう ジステンパーになりそう[emoji:d-25]





    昨日、衆議院選挙と東京都知事選挙が行われました。結果は、自民党と猪瀬直樹の『圧勝』ということになりました。この結果は、事前の世論調査などで一応予想されていたことではあるのですが、それにしても、この現実を前にすると、「いやはや、こりゃ日本の未来は暗いわ」と、思わざるをえないのです。昨日から今日にかけて思ったことをつづります。


   ☆投票率59%?  

―――今回の選挙で、私は、テレビの政見放送をほとんど見ませんでした。なぜかというと、野田、安倍、石原らの顔を見ると気分が悪くなるので、チャンネルをすぐ切り替えてしまったからです。一応、新聞や選挙公報には目を通しましたが、この拒絶感は今まで経験したことがなかったものです。というわけで、この4割もの棄権者たちの気持ちもわからなくはないように思うのです。ただ、棄権が選挙結果に対する白紙委任のようにとられてはかなわないので、私自身は、この数十年間選挙は必ず投票するようにしてきました。しかし、今回の結果の後に控えているだろう事態を考えると、あんな紙切れ一枚で私の政治的意思をあんな政治家たちに託すがごとき仕掛けとなっている「間接民主制」-「小選挙区制」に対しては、つくづく嫌気がさしてくるのです。真っ当な政治家たちには頑張ってもらわねばならないと思いますが、しかし、それよりも、私たち自身がしかっりしなければと心底から思います。要は、こんな政治システムとあんな政治家たちを信用してはいけないのであって、私たちは、私たち自身の「政治」をつくりだし、それに直接参加することが必要なのだと思うのです。


    ☆支持率(比例で)27%の自民が議席の60%だって?  

―――今回の選挙で、自民党は、比例区で(世論調査の結果にほぼ近い)28%の得票率でしたが、小選挙区・比例代表区の合計で定員の60%-294の議席を獲得しました。そして、小選挙区だけで見ると、得票率43%でなんと79%もの議席を獲得しているのです。これは、現在の日本の選挙制度の問題点、つまり、相対的に大きな政党に有利に働くこと、また、死票が多くなるといった、小選挙区制の問題点を如実に表わすものです。要するに、この制度は、有権者の意思の抽出機能それ自体に問題があるわけで、「イスタブリッシュメント」には都合のいい大政党への統合機能はあるのでしょうが、それには統合されない主体的な政治的意思を持った人々、すなわち、イスタブリッシュメントに都合の悪い勢力に対しては、まさしく、それらを中央政治から排除するフィルター・システムとして働くのです。政権交代を可能とするシステム云々といって、このような制度を導入した人々はその点を深く反省すべきです。そして、こうした既存のシステムに対抗するには、まさしく、私たちの「生きる場」での新しい「政治」が必要だと思われます。


    ☆それにしても、何故、自民や維新なの?

―――この間の民主党の政策転換と政権運営に対して、私も含めた多くの有権者が失望し、怒りを持ったこと、それが今回の選挙結果の第一の原因だということに疑う余地はないでしょう。とりわけ、「壁」にぶちあたって後退を余儀なくされた時に、彼らが為した無原則的でその根本的理念すら辱めるような言い訳、そして、国民多数の意思や思いを無視したエリート主義的行動、それらにはつくづく嫌気が差したものです(「信用できないよ!」)。その意味で、今回の結果は当然の成り行きであって、他党の政治家も明日はわが身であることをよーく知っておくべきなのだ。しかし、そうした思いは当然だとしても、なぜそれが自民や維新への投票に結びついてしまったのか。原発や消費税、TPPや沖縄はどうなってしまったのだろう。そのことを考えるために、まず、得票率を見てみましょう。
 
              小選挙区(%)    比例代表(%)
    自+維新       54.6        46.9    
    自維公み       60.6        67.6
    民            22.9       16.7
    共未社大国      14.3       15.1

    上の結果を見るかぎり、世論調査などで多数を占めていた、原発や消費税に対する国民の意思は、今回の選挙における投票行動を決定する争点とはならなかったことがわかります。それに代わって、(大型公共投資などの)景気対策や(連日マスコミによって大々的に報道された「尖閣」や「事実上のミサイル」が醸し出した)ナショナリズムの雰囲気がそれに取って代わったということでしょう。こうして、自民党政治によって引き起こされた、あの新自由主義的な国民生活の破壊、そして、福島第一原発事故による環境と人間生活の破壊という厳しい現実にもかかわらず、東京においても福島においても、「懲りない人々」が再び自民党政治に期待をかけてしまった(?)ということになるのではないでしょうか。もちろん、マスメディアによる巧妙な大衆操作に対する批判的視点も大切ですが、「一般国民」―「多数」派のこの「価値観」の有様もしっかり見ておく必要があると思います。しかし、安倍政権がイスタブリッシュメントの利益擁護のためにうまれる構造的な諸問題を「一般国民」の立場に立って解決できることなどありえず、必ず再び、「一般国民」に犠牲を強いることになるほかないでしょう。そして、その時、その犠牲をさらに隠蔽するため、再び、国家主義的な動きを強める・・・・、何か見えるような気がします。


    ☆「悪政スパイラル」を阻止しよう!

―――私たちが今見ているのは、小選挙区制導入-「保守」の二大政党化という方向性の中で、ヨーロッパ流の「中道」化ですらもなく、(旧)自民党タカ派と旧「革新」勢力の「体制」内統合に成功した中道右派とが対抗軸になってしまっている状況なのです。(都知事選においては、連合東京が猪瀬氏に乗ったことにより、さらに両者の融合という大政翼賛会的状況が生まれています。)そして、今回の選挙における前者の勝利によって、日本の右傾化と対米従属、世界での孤立化と日本経済の凋落はさらに強まることになるでしょう―――ああした言動の政治家を指導者とする国を世界が本心から尊敬し、信頼するはずはないではなりませんか。それでは、予想される安倍政権による「悪政スパイラル」を何処で、誰がストップさせるのか。まず必要なのは、次の参議院選挙において自民・維新などの改憲勢力を三分の二未満に押さえ込むことです。しかし、なによりもまず大切なのは、私たち「一般ピープル」が真に自立し連帯することだと考えられます。私も、今日から、マジで、[後悔しない生活]を送るべく努力する気持ちになったのです。


心配だね でも、上を向いて歩いていってよ





 
(任せなさい!)

原発のない日本のために―――12・15日比谷

  
衆院選前日・原発のない日本のために―――12・15 日比谷


    

雨の中の日比谷





  ※ 昨日、脱原発の日本を実現するという自らの意志を確認し示すために日比谷に行ってきました。雨の中、1500人ほどの人々が集まっていました。数こそ少なかったといえ、周りの人々の心意気に接して、心強く感じたものです。そして、もちろん、私の背後には、都合で参加できず、『私の分も頑張ってきてね』と声をかけてくれた家族もいたのです。デモのあと受け取った50枚ほどのビラを配って、この日の私の直接行動は終了しました。



嘉田代表もいたりして





   ※ 『脱原発』にも様々なニュアンスがあります。私自身は、『即時0』を目指すべきだと考えていますが、社民党、日本未来の党、新党日本、みどりの風、新党大地などは「理解しうる」範囲内にあると思っています。 嘉田さんが、昨日、あの場所にいたということは、おそらく、本心は『即時ゼロ』なのだろうなと感じました。


病み上がりの小熊英二も





    ※ 先日、友人が、小熊英二の『社会を変えるには』を貸してくれました。まだ、読み終えていませんが、若いにもかかわらず(苦笑)、なかなか面白い物書きです。ただ、私が見たかぎりは歩道でふらふらしていただけなのですが、どんな想いであの場にいたのでしょうね。



未来のために





    ※ 日本の未来は、危険極まりない原発維持の中には絶対ないし、空虚な軍事力の中にも、「強い日本」などというカラ元気の中にもない。私たちは限られた「生」の中で、もう、オルタナティヴな生き方を、たとえそれが部分的なものであっても、実際に始めて行くことが必要なのだと思う。



雨にも負けなかった人々の列





    
さあ、投票所に行こう!

  
   原発のない未来のために、憲法改悪を阻止するために、相互に助け合える社会をつくるために、そして、日本の「実体」経済と公的社会保障体制の破壊を許さないために。さあ、一票を投じてこよう!サロさん!ちょっと待ってってね。
    
      

 

SAROーMURIKI「つぶやき」選集(12)

 2012年11-12月

私の目を曇らすには もう「目つぶし」しかないな!



○(リツイート)「意を決し会話振ったがストライク」――― これって、ストライク・アウト、すなわち「空振り」ということですね。これは、面白いですね!くっくっく 私もよくあります。

○(リツイート)「多様」の認可故に”柔軟”が求められ「特例」たる人と法が氾濫する近未来…。「特例3号。これより君は自身の良心の他、あるゆる束縛を受ける事はない。つまりいかなる法も君の行動を規制することは出来ないわけだ。それが例え、殺人であっても…。さて、君はどうする?」「帰って寝るでしょう。」 ―――これって、『多様性』の承認―『寛容』の精神が、ホッブズ的『自然権』(自己保存のためなら何でもありの権利)と『自然状態』(万人の、万人に対する闘争状態)の承認という意味合いならば、怖くって、家に帰って寝ているしかない、というホラー話なのでしょうか(汗)。

○ これまで、政治情勢があまりにも馬鹿馬鹿しく口を動かすのもアホらしかったのでつぶやきませんでしたが、こんな気分にさせるのも、イスタブリッシュメントの策略だと気づき、明日から、復活するぞ!憶えてろよ!!―――でも、パワーが落ちていて、あまりつぶやけませんでした。

○ (リツイート)「未だに尖閣の領土問題を盾に日本の軍国化を目指そうとするバカ自民党、維新の会などは、同時にミサイル一発で日本が亡ぶ多数の原発を再稼働しようとしている。他国は日本の省庁縦割りのように、原発は攻撃対象から外すと思ってるらしい。ほんとの平和ボケはこいつらなのだ。」―――どこかの国の誰かがそんな危なっかしいことも言ってたみたいですね。

○ 家庭教師をしていた平沢が、安倍は相当デキが悪かったとかいっているのをテレビで見たことがある。それにしても、安倍が言いたいのは、戦前の日銀による国債引き受けですよね。金融緩和だって、民間に借金を勧めるだけで、要はそれで儲かる奴に媚び、一般人民にそのツケを払わせようというわけだ。一般人民はもう目を覚まさないとね。―――公共事業についても色々言ってるようですが、彼とケインズとの基本的な違いは、誰の負担で・誰のためにやるかということだ。安倍のものは、税金にしろ・借金の返済にしろ、一般ピープルの負担で安倍の支持層へ金を移転させることにしかならないだろうな。格差の拡大。

○ 経団連の米倉がテレビでチョコチョコ言うようになって、野田政権に対するイスタブリッシュメントの姿勢に変化が感じられました。それにしても、野田は最後まで彼らの意に沿うたという意味で『天下一の茶坊主』の称号を贈ってあげたいと思います。『猪八戒』よりはよいでしょう。―――彼は、彼の権力の基盤がなんであるかよく知っているわけだ。露骨過ぎて、白けるけれど。

○ 政治は数だと言う声も聞こえますが、それにしても、石原や橋下の言動を見ていると、誰があんなのを支持できるのか不思議に思います。まあ、ノックさんもやっていたんだから、想定の範囲内でしょうが。東京都民や大阪市民さん、このままでは、日本潰れますぜ。

○ (リツイート)「裕次郎がいなければただの芥川賞作家だった石原慎太郎。島田紳助がいなければただのサラ金の用心棒弁護士だった橋下徹。いずれの人気もテレビが生み出した「虚像」の上に成り立っていることを忘れてはいけない。我々が政治家に選ぶべきは、例えば都知事候補の宇都宮健児氏のような地道な努力の人だ。」―――猪瀬直樹の学生時代を見たことがあるが、まあ、他者に優しい気配りができるようなタイプには見えませんでした。宇都宮さんとは、別次元のひとでしょう。

○ (リツイート)「民・自・公・国+みん・維新が、第1極だ。選挙後は、消費税増税、原発推進、TPP参加で野合する。それに対抗するのが、国民連合だ。この2つの激突であって、第3極も第4極もない。マスメディアの策謀は、複雑にして、国民連合を消し、民・自・公・国+みん・維新に票を集めることだ。」―――ただ、前回の衆院選挙では、第3極・第4極を消し、二極化の図式の中で民主党に票が集まったのだが、結果はご存知のとうりだったわけだ。問題は、その政策が本当であるのかどうか、そして、ここでは消されている、憲法と安保という重要な選択肢についての方向性も極めて重要でしょう。

○ 恥じ多き人生を歩んできた私ですら、声を大にして叫びたい。『  恥を知れよ! 政治屋さん。 いい加減にしろ! マスコミさん。論点ずらすんじゃないよ。』

○ 私がよく使う『イスタブリッシュメント』という言葉は、日本の集団的支配層すなわち(ちょいと古いけれど、辻清明風にいうと)『政官財の三角同盟』のことです。そして、この層(+巨大マスコミ)の利害と一般ピープルの利害が対立し、戦いあっているというのが現在の状況の基本軸だ。もうごまかされないようにしよう。

○ (リツイート)「最低賃金制度の廃止」という維新公約は滅茶苦茶。何でも自己責任?これでは貧困の底が抜け、デフレがますます止まらない。「地方交付税廃止」もそうだが、「維新の会」は小泉「構造改革」の焼き直しで小泉「遺臣の会」です。これを支持する若者はマゾ?―――これは金子勝のツイートだが、小泉「遺臣の会」とは言い得て妙ですよね。しかし、橋下のブレーンになった竹中平蔵は粘っこいですよね。彼は、この現状を見ても反省なんかしないでしょうしね。

○ 衆院選向けの各党の原発政策について思う―――、これまで繰り返された見え透いた『嘘』、露骨な見くらまし、人を小馬鹿にした論点すり替え、これらに慣れてくると、もう私の目から『真実』を覆い隠すには『目潰し』しかないだろうと思います!さあ、どんな粉をかけるんだ。

○ やっぱり、一般ピープルがしっかりしなければならないんだと思います。そして、悪いやつらには、本来私たち自身のものである『力』(金や支持や権限)を与えてはならないと思ったりします。ああ、私も、政治(家)不信の真っ只中にあるようだ。

○ (リツイート)素敵な季語を見つけました 「木の葉髪」―――これって、女性の髪に落ち葉がさりげなく乗っている風情を表しているのでしょうね。黒髪に赤や黄色、色彩的にもきれいですねえ。―――(リツイート)「すばらしい情景ですね。でも木の葉髪とは秋~冬にかけて髪の毛が木の葉のように抜け落ちやすくなることですHAHAHA」―――ガチョ~ン!!! ま、 まさか(汗・汗・汗)。それでは、私の白髪の抜け毛も「木の葉髪」なんですか・・・今年最大のショックです(ムンクの叫び)。

○ 陽に向かい かすむ姿や 霜の朝―――サロさん、最近元気過ぎるよ。 

○ (太田光に「世界遺産」とさえいわれた)日本国憲法がその成立時において非武装の憲法であったことは自明の事でしょう。実際、アメリカに頼みもしないのに「許可」された再軍備化の開始まで、5年間日本に軍隊はなかったのだ。『解釈改憲』という言葉さえ風化させる『まやかし』の先に平和があるはずはない。―――それにしても、今の自衛隊は軍隊だろう、だから改憲するのは当たり前だという自民党。誰がそうしたんだよ。何か、泥棒に説教されている気がする。

○ 政治的な考え方は様々でありうるだろうが、本当に、日本の政治家の基本的体質は江戸時代の「よらしむべし、しらしむべからず」からほとんど変わっていないのではないか。政府の行為によって再軍備化の既成事実が積み重ねられてきたのだが、このままでは、またぞろ、気づいたときには戦争ということにならざるをえないだろう。―――国内における警察組織のように、〈もし〉侵略に対する国際的な実力部隊(常備軍)が必要というのなら、日本国憲法上は、「国連警察軍」(?)の組織化とそれへの参加、あるいは、総括的指揮権を国連に残したままの日本への駐留そして「緊急事態」への対応など、考えることは可能だと思う・・・・勿論、一番大切なのは、日本「国民」の侵略に対する多様な「直接行動」ということでしょうが。

○ 『主権者』(「国民主権」)などという言葉は、国家権力に一般ピープルを統合・吸収するトリックのようなものだ。しかし、もし、その言葉に意味があるとすれば、まさしく、一人一人が国のあり方に意見を持ちうることを〈相互に承認しあう〉ことだろう。つまり、一人一人が、最終的には、ソローのように生きることを承認することだ。

○ 剥がれた「化けの皮」を何枚見てきたことか。人間も脱皮していいが、政治家は他者の運命に大きな影響を与える権力を持つがゆえに、安易な脱皮は許されない。投票には行きますよ―――馬鹿げた政策をとられたんではかなわないから。でも、それ以上に大切な「政治的なるもの」がありそうな気がする。

○ 「無党派層」たる私は、前回の総選挙で民主党に投票し,心から後悔している。勿論、この政権交代(以前にも、細川連立政権や村山内閣だってありましたよね)を評価する意見もある。だが、それも今回の総選挙の結果次第なのではないかと思う。つまり、国民が「政策」によって政党を選択できるようになったのかどうかなのだから。

○ 橋下も、時には、いい事を言う。国民は自民党の政治はもうこりごりだと判断したと―――勿論、その穴を自分たちが埋めるということですが。そして、こうした観点からは、原発、消費税、沖縄、TPP等々の問題も含め、一般ピープルの感覚からして、自民党の復権はありえないはずだろう。都知事選も宇都宮さんのような人が勝つはずだ。勿論、これは私の「願望」にほかならないけれど、しかし、そうでなければ、日本は沈むよね。足元がグニャグニャなんだから。

○ 日本の未来はやはり若者たちの生活の質によるのだと思う。教育と仕事だ!若者たちは未来への「より良き」展望を抱いて、創造的な人生を歩み始めることができているのだろうか。また、若者たちの働く「権利」が護られ、意欲と能力を伸ばし、それらを社会の中で実現できているのだろうか。否!企業の短期的な利益やイスタブリッシュメントの既得権益のためにそれらを犠牲にするのを許してきた者たちが、今政界で多数派を形成してきているのだ(民自公や有象無象の「第三極」)。西欧や北欧の状況と比較するたびに、その感が強くなる。
プロフィール

SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2019年11月現在満13歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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