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1・25 国会包囲「青」のヒューマンチェーン

公設市場のおばさん!
 オスプレイと普天間・辺野古新基地に反対して来たよ!




   ※ 三年前の沖縄旅行(saromuriki.blog.fc2.com/blog-entry-50.html)の際、「オスプレイ 反対してよ!」と声をかけられた公設市場のおばさんとの約束を果たすため、1月25日、国会を包囲する「青のヒューマンチェーン」に参加してきました。参加者は7000人(主催者発表)。美しい沖縄をイメージさせる青色が国会を包囲する、大変印象的な行動となりました。正門前では、今回の衆院選・小選挙区で選出された4人の沖縄出身の議員らが呼びかけを行っており、私も、改めて、米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、また、辺野古への移設を行わせないこと、そして、オスプレイの配備をやめさせなければならないことを再度確信してきました。現在、沖縄県民は安倍政権のもとで苦しい闘いを強いられています。しかし、どう考えても、この問題は沖縄だけの問題ではありません!これは、「明日は我が身」の、日本の民主主義と平和の問題だと言わなければなりません。私も、非力ながら、今後何ができるのかを考え実行していければと思っています。


沖縄の民意を無視するな!
辺野古に基地はつくらせない!


DSC_1034国会包囲・沖縄

 
       辺野古に基地をつくるな!
       埋め立てをするな!
       辺野古の海をつぶすな!
       海上保安庁は暴力をやめろ!
       沖縄の民意にしたがえ!
       高江にオスプレイの着陸帯をつくるな!
       住民を排除しての工事強行を許さないぞ!
       オスプレイの配備を撤回しろ!
       普天間基地を即時閉鎖しろ!
       日本政府は沖縄をいじめるな!
       日本政府は沖縄の声を聴け!



国会を包囲する人々

DSC_1052歩道を埋める

   
人間の鎖―――正門前

DSC_1073人間の鎖・沖縄
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1・17国会ヒューマンチェーン「女の平和」

 安倍政権にレッド・カード
 ―――奥さんが参加してきたんだよ



DSC_1022女の平和


   ウチの〈奥さん〉は、最近の政治には怒り心頭で、今回の行動には是非参加したいと言ってました。そこで、予定されていた用事も代ってもらって、参加してきたのだそうです。当日は、国会の周りを包囲するには十分すぎるほどの参加者(主催者発表で7000人)で、二重・三重の鎖もでき、みんなで手をつなぎ、シュプレヒコールをあげてきたそうです。

  コール

 女たちは、集団的自衛権の行使を認めません!
 女たちは、人を殺しあうのは嫌です!
 よその国の戦いには加わりません!
 だれ1人戦争に行かせません!
 憎しみと戦いを拡大させません!
 差別をなくし自由を守りそだてます!
 この国の主権者は私たちです!
 安倍政権にレッドカードを突きつけます!
 集団的自衛権反対!
 戦争する国絶対反対!
 特定秘密保護法反対!
 日米ガイドライン改定反対!
 憲法破壊絶対反対!
 戦争反対 命を守ろう!
 改憲やめろ 平和が一番!
 女性の人権 平和で実現!
 レッドカード・レッドカード
         安倍政権


DSC_1024国会包囲

水星を見た後に、民主党・代表選について思う


夜空に輝く金星と水星

DSC_1011水星と金星

             (1月12日 午後5時46分撮影)
 
 ※ 先程、寒風吹きすさぶ中、コペルニクスも見ることができなかったかもしれないという、水星を肉眼で見てきました。金星の右下にあるのがそうです。やはり、大自然は大きくうねり、循環しているようだ。それに比して、我が国の現在の有り様は「天道」に恥じないものとなっているのでしょうか。


民主党議員は、〈民意〉に応え
  イスタブリッシュメントと渡り合う気持ちはあるのかな?



   衆院選後、民主党代表選挙に関するニュースと三人の立候補者の露出度が高くなっています。ピンときたのは、これはイスタブリッシュメントにとって都合の良い、ポスト・安倍の「受け皿」づくりではないかということです。というのは、選挙制度と低投票率に助けられて衆院選で圧勝した安倍政権ですが、その基本政策への国民世論の反応は芳しくないのです。特に、「アベノミクス」それ自体への不信感は高まっており、もう「実感できない」などというレベルではなく、国民がその本質―――すなわち、一般ピープルの犠牲によってお友達たちにお金を回すこと―――に気付きつつあることを示していると言って良いでしょう。なぜなら、その内実は、言わずと知れた、〈新自由主義〉の竹中平蔵と経団連だからです。さらに、そうした中での、滋賀・沖縄・佐賀と続く、自民党推薦候補の地方選での相次ぐ敗北は、TPP交渉の今後の成り行きを考えても(イスタブリッシュメント内の財界勢力はもちろん推進派だ!)、彼らの不安を一層駆り立てるものだったに違いありません。それにしても、アメリカやロシアなどの諸外国とは盛んに会談を行い金をばら撒こうとしているにもかかわらず、基地負担に苦しむ同胞・沖縄の地域振興予算を減額したり、翁長知事との面会を拒絶したりといった行為は(詳しくは、伊波洋一氏のツイッター、https://twitter.com/ihayoichi/media、を参照)、露骨な幼児的イジメというだけではなく、全く主権者たる国民を舐めた政治手法と言わねばなりません。このままでは、アベッチは、本当に、日本を取り壊すことになってしまうでしょう。しかし、日本国民はそんなに愚かではないはずです。恫喝とバラマキ(「結局金目でしょ」のセコい利益誘導)の自民党政治に対する国民の愛想づかしは、もう時間の問題だと判断せざるを得ないのです。

   一方、「反自民」を掲げる民主党ですが、日本の〈組織労働者〉に基盤を持つこの政党の動向が、日本の政治状況に与える影響が少なくないことは言うまでもありません。ただ、彼らの主流が大企業を中心とする〈労使協調路線〉の組合であって、そのことが、集団的自衛権や原発、消費税や社会保障、そして、TPPなどに関する民主党の「公約」を「曖昧」なものにしていることも間違いないでしょう。そして、2009年の政権獲得後の動きを見ても明らかなように、この党の指導者達が、今後、〈財界〉の政治的要求に実質的には従うことになってしまうのではないかという疑念は払拭できないのです。しかし、今、「国民」の〈平和〉で〈人間らしい〉生活を実現していくには、現在の財界主流が目指している(新自由主義的)方向性と根本的に対決していく以外に道はないと考えられるのです。それは決して「体制」の選択ではありませんが、しかし、社会の〈質〉に関わる重大な選択―――例えば、北欧的な福祉国家―――にならざるを得ないでしょう。もちろん、それには、財界主流の強力な抵抗や反撃が予想されます。しかし、日米地位協定の問題性を解決していくためには、原則を明確にした上で、アメリカとの粘り強い交渉が必要だろう様に、人間らしい労働・生産・分配を実現していくには、それだけの覚悟が必要なのです。そして、大企業の労働者であっても、ノンーエリートの組合員であるのなら、そうした選択を必要とする普通の一般ピープルと実質的に変りはないはずなのです。問題は、そうした選択を実現しようとする広範な人々の結集に他なりません。

   それにしても、福祉にせよ、財政にせよ、憲法9条にせよ、原発にせよ、社会の「公共圏」において多数派を占める国民の声を代表する政党はどこなのでしょうか?私たち一般ピープルの生活に関わる〈利害〉や〈意思〉を代表し、実現しようと努力する政党はどこなのでしょうか?そして、先の衆院選では登場することのなかった6割の若者を含む「無党派・棄権層」が次の選挙で投票することになる政党とはどこなのでしょうか。共産・生活・社民・護憲派保守なのか?、民主党なのか? 維新なのか? まあ、民主党が無党派一般ピープルの支持を期待するのなら長妻氏になるのだろうけれど、さあ、どうなりますことやら?!


 ―――さあ、サロさん!明日は仕事だよ〜ん!



戦後70年ー未(ひつじ)年だね‼︎

 僕は「羊さん」たちのように〈付和雷同〉じゃないし、
   そして、「狼少年」のような嘘もつかないよ!




DSC_2468あけおめ2015


   
   ※ 今年はひつじ年で、年賀状にも、”Woolmark”みたいな、暖かそうな羊さんの絵が多かったみたいだね。僕の毛もあたたかいよ〜!
   ところで、羊さんたちというと、チャップリンの『モダンタイムス』の初めに、羊さんたちがドドド〜ッとあちこちに走ってく場面が出てきたよね。でも、「みんなで渡れば怖くない」みたいに、群れで突っ走ってしまうのは羊さんたちだけじゃないよね。おまけに、嘘つきの羊飼いの少年に「オオカミが来た!オオカミが来た!」なんて脅かされると、羊さんたちはパニクっちゃうかもしれないからねえ。サーヴァントさんも気をつけてよ。
   テレビで見たけど、70年ぐらい前には、僕のご先祖様たちも、ずいぶん苦労したらしいね。でも、最近は、ご先祖様たちに迷惑をかけた人のお孫さんが、「・・・全体として・・・」とかなんとか言って、70年前のことを曖昧にして、居直ろうとしてるって聞いたよ。おまけに、「無駄吠え」するワンワンのような新種の人たちも出てきたみたいだね。僕のような日本犬としては、恥ずかしくて、迷惑な話だよ。だって、日本人の「代表」だったような人も、日本人や他の国の人たちに迷惑をかけた東条という人の「お墓」にはお参りしなかったっていうじゃない。そして、今の日本人の「代表」のような人も、心から今の「国のかたち」や平和を願ってるみたいなのにねえ。まあ、とにかく、

   今年はひつじ年だけど、「〈羊たち〉の季節」みたいじゃなくて、本当の〈柔らかくて、温か〜い〉年になってほしいもんだね

   




 ※ YouTubeで紅白の中島みゆきが削除されちゃったらしいので、『麦の歌』が聞きたい人は、「これ聴いてみて」とサーヴァントさんが言ってました。それと、「NHKさん、国民から視聴料とってつくった映像番組を国民が個人的に楽しむのを邪魔するとはセコくね!」とも、サーヴァントさんは言ってました。ビデオだったらいいのにねえ(へむへむ)。

サザンの『アベーロードA』って‼︎


「実存」を感じるということ
       ―――今日の新しい発見の数々



   ※ 姉貴が「これからは自分の好きなことをしていくよ!」なんてことを言うので、どうしたんだと聞くと、フランクルの『死と愛―――実存分析入門』という本を読んだらしいのだ。私はフランクルのものは『夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録』しか読んでいないのでよくわからないのだが、おそらく、人間の「実存」の意義について何か心当るものがあったのだと思う。そして、私の最近の読書経験―――「物は一有りて二無き者を至宝と為す。・・・試みに思え、己れ一身も亦是れ物なり。果たして二有りや否や。人自重して之を宝愛することを知らざるは、亦思わざるの甚だしきなり。」(佐藤一斎『言志後録』)―――からしても、彼女が気づいたことが、ボンヤリとであるが、わかるような気がするのだ。

   ところで、今日、奥さんが、「1月17日の国会ヒューマンチェーン 女の平和に参加したいけど用事があって難しいかも」とか言うので、なんだそれは?と、早速netで調べてみることにした(http://blogs.yahoo.co.jp/kotyannomama/17156082.html)。「う〜む?!日本は、まだまだ!」とか思いながら、カテゴリーの「ミュージシャン」をクリックしてみると、そこには、またまた、新しい「〈実存〉の世界」が開けていたのだ!

   それが、サザンオールスターズの『アベーロードA』だ!(http://blogs.yahoo.co.jp/panaponnniwa/12768120.html)これは、『真実の報道』(http://blogs.yahoo.co.jp/kotyannomama/folder/540622.html)という注目すべきブログで紹介されていたのだが、ここでの桑田佳祐は、もう、「志士」の雰囲気さえ漂わせていたと言って良い。前々回のブログにおいて、紅白でサザンが歌った『ピースとハイライト』や美輪明宏の『愛の讃歌』について触れたが、私がそれらを通して感じたのは、言うなれば、「〈実存〉の〈意地〉」といったようなものだったのだ。また、中島みゆきの「麦の歌」を聞いて私が感じたのは、私の親もそうだったように、近代日本において「内地」を離れ北海道に〈流れて〉いった多くの一般ピープルの〈覚悟〉―――それは『ファイト』や『時代』にも通底するだが―――のようなものだったといってよい。そして、今の日本の状況の中で私たちが必要としているのは、こうした〈意地〉や〈覚悟〉なのではないかと思うのだ。私たちの周りには、まだまだ諦めない、素晴らしい〈実存〉たちが存在している。


あけおめ2015

DSC_24652015あけおめ

今年もよろしくね

2014衆院選・雑感(4)ーー〈よりマシ〉?

 サーヴァント・ムリキの衆院選・総括(4)
  ―――まずは、沖縄の英知を!一般ピープルの〈意地〉を!



   さて、低投票率が予想された今回の選挙において、比較的アベッチに批判的だと思われる政治学者や評論家がしばしば提唱したのが、小選挙区制の特徴を理解して、自民党に勝てるような〈少しでもマシ〉な政党に投票しようというものでした。実は、選挙の前に、私の先生の一人から、丸山真男生誕百年ということでまとめられた『政治の世界 他十篇』(岩波文庫)―――その帯には「政治を運命として傍観したり、逃避したりしてはならない」とあります―――という本を薦められて読んでいたのですが、その中にも、同様の主張があるのです(「政治的判断」10)。すなわち、丸山は、彼自身が「ファン」(?)であった福沢諭吉の「悪さ加減の選択」という言葉を引いて、いわば、アングロ・サクソン的な政治的教養を私たち日本の一般ピープルにも薦めてくれていたのです。私も丸山の本はメジャーなものならほとんど読んでおり、学ぶべきことも非常に多いと思っているのですが、ただ、「般ピー」の私としては、彼らの議論はどうしても「啓蒙主義」的に感じられ、それらが「無党派・棄権層」の感性や理性に働きかけて、その「現状」に対する抵抗力や「現状」を変えていく力になるとは思えないのです。とりわけ、その「よりマシな」政党の選択が現在の民主党を意味するのなら、私のような「無党派」層―――そして、おそらく「無党派・棄権」層も―――は、「複雑」な心境にならざるを得ないのです。

   まず、現在の状況というのは、単に、安定した体制内2大政党間の選択なのではなく、まさしく、社会の「質」を決定する〈岐路〉におけるそれと言って良いと思われます。「戦後レジームの総決算」という政治的選択はもちろん、新自由主義的な経済システム、教育・文化・福祉・エネルギー・農業・環境等々、それらは「よりマシな」政党を選んで済むような問題では決してありません。そうした中で、今回の選挙における各党の『公約』を見てみる限り、税制(消費税)や原発、外交や沖縄基地問題、農業や憲法など、社会の「公共圏」で多数意見を占める政策を掲げている政党とは一体どこだというのでしょうか。それにもかかわらず、「最悪」を回避するためといって、結局、イスタブリッシュメントに擦り寄ることになるしかない選択をすべきだというのなら、それは、まさしく、膨大な「無党派・棄権層」(要するに、ベストな政党がない、どこに投票しても変わらないと感じる層)を生み出したこの選挙制度の〈仕掛け〉そのものに取り込まれることを意味するのではないでしょうか。もちろん、「無党派」一般ピープルたる私はそうした選択もしましたし、当然これからもするかもしれません。しかし、2009年総選挙を経験し、その後の菅・野田政権を経験した一般ピープルは、わざわざ民主党に投票するほど〈忘れっぽく〉はなかったということなのです。村山政権による自衛隊合憲論以後の社民党の凋落も思い出されるところです。―――また、たとえば、他国の主権を無視してビン・ラディンを暗殺しただけではなく、無人機で多くの一般ピープルを殺害している現在のオバマに〈よりマシ〉だという理由で投票し彼の行為に正当性を与えなければならない理由は、一般ピープルにはないと思います。

   それでは、「無党派」一般ピープルたる私が今回の選挙の中に見出し得た「希望」とはなんだったのでしょうか。いうまでもなく、まず、沖縄全4区における「オール沖縄」の勝利、すなわち、基地問題や将来の沖繩像をめぐる、沖縄の保守・共産・社民・生活による選挙協力の勝利です。私は、こうした方向性こそ、他の都道府県においても、「無党派・棄権層」が再び政治的「公共圏」に主権者として再登場しうる道だと感じています。それは、まさしく、地域社会の「公共圏」の多数派の意思を共同して代表するものであり、また、そうした選択による勝利こそ、より広い野党勢力を一般ピープルの利害の方へ引き寄せるものだと思うのです。
   もう一つは、共産党の議席増です。とりわけ、注目すべきなのは、小選挙区における得票数の増加(前回より230万票多い704万票)で、その数は比例代表区でのそれよりも約100万票多く、このことは、共産党が、いわゆる〈よりマシ〉な政党として、「批判票」の受け皿となったと捉えることもできます。ところで、この100万票あるいは全共産党票が〈よりマシ〉な政党として民主党に集中された場合はどうだったのでしょうか。それによって、社会の「公共圏」の多数派の意思はどう議会に反映されることになったのでしょうか。―――沖縄を含めた小選挙区における得票率の単純な合算では、自公(48.1+1.45=)49.55%:民共生社(22.51+13.30+0.97+0.79=)37.57%:民維(22.51+8.16=)30.67%、となります。答えは明らかです。もちろん、野党第1党が一般ピープルの利害をそれなりに代表する決意というのなら話は別です。しかし、自民よりマシだとか言って、尖閣を国有化する政党に投票する必要などはないのです。要するに、一般ピープルは、それ自体普遍性を持つものではないつまらぬ〈政治技法〉を考慮するよりは、自分たちの将来の生活を〈分ける〉政策とはなにかを考え抜き、後悔しない選択をすべきなのです。今回の選挙では、地方と中高年の投票率の落ち込みが激しかったとのことですが(とりわけ、60歳代の投票率は8.37%減で最高)、こうした層に対する〈よりマシ〉とか〈最悪でないもの〉をとかいった呼びかけは、ほとんど意味を持たないでしょう。沖縄に見られるように、自分たちの生活や人生を決定するという〈気概〉や「プライド」の掘り起こしこそ、政治的「公共圏」の機能を回復させる最も重要な条件であると思われるのです。

   今こそ、一般ピープルの〈意地〉を見せる時です!


 ―――さて、オン・ラインCANDY CRASHー413に挑戦するか。
※ 早く「機」が無くなれば、すぐに散歩に行けるんだよね。負けろ!負けろ!

2014衆院選・雑感(3)ーー迎春 2015

サーヴァント・ムリキの衆院選・総括(3)
  ―――民主党への忌避感について



   ※  2014年中に衆院選の総括をと考えていましたが、見事に失敗しました。理由は、大晦日の「すす払い」が予想より時間がかかったことと『紅白歌合戦』を観てしまったからです。しかし、今年の紅白は大当たりでした。とりわけ、終盤付近の、中島みゆき、美輪明宏、サザンオールスターズの登場は、紅白の〈歴史〉にも残るだろう素晴らしいものでした。まず、私自身中島みゆきの〈レコード〉や〈カセットテープ〉を持っている世代なのですが、彼女の「麦の歌」を聴いて久しぶりに感動してしまいました。また、美輪明宏が自ら訳した「愛の讃歌」を歌い上げた姿には彼の人間性を感じさせる圧倒的な存在感がありました。さらに、サザンの「ピースとハイライト」―――現在、禁煙している私ですが、若い頃にはよくお世話になったものです―――にも、ジョン・レノンの「イマジン」に迫るメッセージ性を感じました。ちなみに、桑田佳祐は、アベッチ夫妻が聴きに来ていた28日の横浜のコンサートで、「衆院解散なんですとむちゃを言う」とアドリブで風刺を効かせた歌を歌ったという記事が東京新聞(12月30日)に載っていました。ということで、結果的には、ブログを書かずに紅白を見た方が正解だったというわけです。
  また、恒例の新春家族麻雀大会で大敗を喫し落ち込んでいた私ですが、2日箱根駅伝を見て、元気を取り戻すことができました。青山学院の往路優勝(2位明治、3位東洋、4位駒沢)おめでとう!!!特に、5区の神野君の快走には、なぜか私自身、大いに勇気づけられたのでした。ということで、年を越した宿題に取り掛かろうと思います。


   前回のブログでは、自民党の一般ピープルに対する〈権威〉の喪失について述べましたが、もちろん、それは普通選挙制度を前提とした社会の「公共圏」での話です。これに対して、〈経済〉社会における現実的〈力関係〉という観点からすれば、社会的生産や流通は一定の〈秩序〉の中で基本的に企業(資本)によって担われているわけですから、その場におけるイスタブリッシュメントの管理・統制力は、国家の法的・政治的諸機関の物理的強制力によって最終的には〈保証〉されつつ、極めて強く〈作動〉していることは自明の事実です。そして、この事と関連して押さえておかねばならないのは、しばしば耳にする「政権担当能力」という言葉の意味なのです。つまり、この言葉の意味することは、元自民党幹事長の小沢一郎を見てもわかるように、政治家個人あるいは政党の「政治技術」や「〈統治〉能力」のことなどではなく、現在の〈秩序〉の中で優位な力関係を保持している(しかし、社会総体からすれば少数派でしかない)〈イスタブリッシュメント〉との連携・協力に関わる概念に他ならないこと、要するに〈イスタブリッシュメント〉とうまくやれるかどうかということなのです。

   ところで、先ほど、「国民の生活が第一」という標語を掲げて政権交代を目指した民主党の『マニフェスト』(2009年)を懐かしく見直したところです。そこには当時の一般ピープルの琴線に触れるものが確かにあり、いわゆる〈体制〉内変革への一定の期待感を抱かせるものだったことは間違い無いと思います。ところが、政権獲得後の民主党は、高校授業料の無償化や「子ども手当」の他はほとんど公約を実現することができませんでした。それは何故だったのでしょうか?私自身は、その理由のほとんどがイスタブリッシュメントの〈抵抗〉のためだったと考えています。つまり、民主党の中心的政治家たちは元々イスタブリッシュメントのメンバーだったのですが、政権掌握に伴って、イスタブリッシュメント内の自民党と結びついた官僚勢力との対立が激化し、その多数派の「サボタージュ」を受けてしまったということです。これに対して、イスタブリッシュメント内の財界諸勢力の方は、おそらく、組織労働者の多数派を抱え込んだ民主党にある程度期待し、少なくとも様子見というスタンスだったと思われます。しかし、アジア重視と日米地位協定の見直しを目指していた鳩山由起夫に対するアメリカ政府そして国内の対米追従派の反撃は凄まじく、鳩山は「勉強不足でした」と〈さほど抵抗することもなく〉辞任してしまうことになったのです。しかし、一般ピープルの民主党に対する失望を決定づけたのは、結局、一般ピープルとの矛盾を深めつつある財界の政治的要求に彼らがすり寄ったためだと私は考えています。つまり、例えばガソリンの暫定税率の廃止や高速道路の無料化が実現しなくても、それなりの努力さえ見られたなら、一般ピープルの多くは、諸般の事情を考え、かえって同情に値すると思ったかもしれません。しかし、実際にやろうとしたことはといえば、消費税の導入(岡田)であったり、原発輸出の促進やTPP交渉への参加(菅)であったり、武器輸出の見直し(野田)だったりしたわけで、とてもとても「国民の生活が第一」どころか、財界の要求にただひたすら媚びただけという有様だったのです。つまり、あまりうまい喩えではありませんが、吉良の意地悪に、浅野内匠頭が、刃傷に及ぶこともないまま、吉良とその仲間の御用商人に擦り寄り、それまでしてもなお「切腹」させられたようなものだったのであって、とても仇討してやろうなどという気にはなれない代物だったのです―――菅元首相をはじめ、その点を自己反省せずに、再び〈一般ピープル〉の支持を得ようなどとは片腹痛いというべきなのです。(続く)


   長くなりましたので、一旦区切ります。しかし、もう一言!

 函根駅伝 青山学院大学・総合優勝おめでとう

  往路(久保田ー一色ー渡邊ー田村ー神野)
  復路(村井ー小椋ー高橋ー藤川ー安藤)  
プロフィール

SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2018年11月現在満12歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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