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servant-murikiの〈参院選2013〉総括――一般ピープルの政治を

 
安倍の「日本取り壊し」が進む
―――でも、荒れ野の中に、「希望」の火も見える―――



  ※ 昨日は、参院選挙の投票に行ってきました。私が投票した候補者は当選しませんでしたが、まあ、こんなものでしょう。結果は、投票率52%そして全有権者の20%弱の得票で、安倍自民党「圧勝」という結果でした。投票日前から自民の圧倒的優勢が伝えられる中、選挙についてはほとんど触れない人、あるいは、選挙後の厳しい状況の中で如何に生きて行くべきかを考えているような人、色々な人がいた様に思われました。私自身は、気分が悪くなるのは予想していましたので、防衛機制を色々働かせ、なんとか心の平静を保っていました(苦笑)。ただ、これからの日々を考えると、今回の選挙についての一定の評価も必要と思われます。以下、その覚え書きです。

アベノミクスへの幻想

     今回は、ほとんど開票速報を見ませんでしたが、なぜ安倍自民党が勝ったのかといえば、いうまでもなく、投票者の相対的多数がアベノミクスの景気浮揚効果に期待したからなのでしょう。株価が上がったとか、円安によって輸出関連企業の収益が増大したとか、雇用や求人が増加したとか、虚実織り交ぜた様々なプロパガンダが功を奏したということです。しかし、再度確認しておくならば、現象的な数値的景気上昇を生み出した「財政出動」や異次元の「金融緩和策」も、確かに一部の富裕層や自民党支持者には現実的な利益をもたらしているでしょうが、一般庶民にとっては、単に実感が伴わないというだけではなく、実際は、一般大衆の負担、すなわち、〈税の先取り〉や〈インフレ・物価高〉によって、それらが行われているということが重要なのです。それらは間接的に、かつ、時間差を持って行われますから、直接的な負担を感じさせないよう仕組まれているのです。しかし、これからは、福祉目的などといった理由付けを伴う消費税増税などによって、その負担は一層加重されていくのです。さらに、自民党の「成長戦略」などは、原発政策を見ても分かる様に、自民支持の既得権益層の利益にのみ配慮したものであって、人類がこれから目指すべき持続可能な新たな産業構造に向けたものではあり得ないでしょう。こうして、イスタブリッシュメントの利益は、大衆課税や福祉削減など様々な形で仕組まれる、一般ピープルの「痛み」によってのみ実現されて行くのです。
     結論から言えば、国際金融資本支配下の国際経済の流れからいっても、世界的な生産力の上昇は難しいでしょうから、アベノミクスは、まさしく、「アホノミクス」として、「失敗」(=日本の国民経済と生活の破壊)を宿命づけられていると言って良いのです。さあ、その時、どのようにして、私たち一般ピープルは自らの「命と生活」を守ることができるのでしょう。また、その時には、その「失敗」を糊塗しようと、再び、国内における「犯人」探しや「外敵」の強調がなされるでしょう。その時が、日本国憲法、最後の試練の時です。これからの4年間が、今後50年の日本の姿を決めることになるでしょう。


特に良かったと思うこと

(1)山本太郎(東京)の当選―――あの若者がやってくれた。多くの若者たちの支援を受けながら、私たちが今最も真剣に対処しなければならない諸問題(原発、TPP、そして、労働問題等)について、非妥協的かつ舌鋒鋭く論じる姿には感動をさそうものがありました。日本の政治システムとあの職業政治家たちに対する不信感は、投票所に足を運ぶ者にとってさえ拭い難いものがあったのです。この若者の政治参加は、こうした閉塞感を突き破る、新しい可能性を感じさせてくれたるものだったと思います。今後、マスコミをはじめとするイシュタブリッシュメントからの攻撃は想像以上のものとなるでしょう。しかし、あくまでも、その志を貫き通し、頑張ってほしいものです。期待しています!

(2)糸数慶子(沖縄)の当選―――沖縄はやはり私の信頼を裏切りませんでした。沖縄には、どれだけ多くの利益誘導や恫喝が行われたことでしょう。しかし、沖縄の人々は、〈本当〉の「命と生活」を守り、実現するために、彼女を選択したのだと思います。私も、困難な状況の中でも、そうした価値観を持ち続けることができればと思います。ところが、これに対し、福島の人々は自民党を選択することになりました。その思うところを正確に察することはできないにせよ、それは、今の日本の悲惨な状況を最も悲劇的な形で表わしていると思わざるをえません。双葉町の井戸川さんを始め、福島の被災者そして福島の〈意識的〉な人々には、今後、より困難な日々が待ち受けているかも知れません。しかし、「理」はあなたたちにある、私はそう信じています。

(3)共産党の健闘―――〈自共対決〉という言葉が使われていますが、やはり、現在の議会政治のシーンの中で、自民党をその政治的代表部とするイスタブリッシュメントの支配に対し、最も一貫して反対を貫いてきたのは日本共産党ということになるのでしょう。とりわけ、社民党と民主党が、その政権への参画を条件に、現在の日本が抱える最も喫緊の問題を生み出している根本原因ー構造に対して極めて非原則的な妥協と受容の姿勢を見せてその支持者を裏切り、今日の政治不信の大きな原因の一つを生み出したことを考えれば、その存在は非常に大きな意義を持つといえるでしょう。日本共産党には、(その組織論的な問題点を自省しつつ)、その原則的で批判的立場を守り、政党としての信頼感を失わず、活躍してほしいと思います。


日本の民主政治は?

     それにしても、比例代表の得票率からいえば、総有権者数に対する自民党のそれは、「投票率」52.61%の34.6%、すなわち、18.2%でしかないのです。この政党が、議席の過半数53.4%をとっているのです。原発、消費税、TPP、福祉など国民多数の意見は国会の場には反映されていないと言ってよいのです。選挙前のマスコミによる政府・自民党のあの圧倒的な支持率は何だったのかとも思うのですが、このような詐欺にも似た政治構造がまかり通っている限り、日本の政治の民主主義的な運営はあり得ないというべきでしょう。
     私たちは、私たち自身の「政治」参加の形を、その第一歩から考えて行く必要があると思います。私も、マジで、考えていきます。

  
18.2%の安倍自民党が圧勝?それって、「詐欺」でしょう!




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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2018年11月現在満12歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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