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2014年1月------名護市長選・稲嶺氏の再選と『かぐや姫の物語』 など

 2014年1月
     ―――名護市民の選択に励まされたのは、私たち、全国の「一般ピープル」でした!

      
     年賀以来、ブログを更新できませんでした。理由は、大きく三つあったようです。まず一つ目は、昨年の暮れから今持っている音楽ソフトをもう一度聴いてみようと思い立ち、時間を見つけては、ディスコグラフィーを作りながら聴いていたわけです。その数は今日の段階で83枚になったのですが、真面目に聴いていますと、要するに、「満たされて」しまって、他に何かやろうという気持ちがなくなってしまうのです。正直、まずいことを始めてしまったと半分後悔しています。でも、満足できるのですから、幸せというものでしょう。
     二つ目は、ある人の話し相手になるため、近世の日本思想をフォローしていることによります。ブログネタには全くなりそうもないのですが、これが結構面白く、今はなんと石田梅岩(『都鄙問答』) などを読んでいるのです。ついでに、先日は、岩波日本思想体系の『民衆運動の思想』も手に入れましたので、後日、私の「一般ピ−プル」論を書く際に紹介できればと考えています。それにしても、昔の人が、当時の世相を前にしながら、「ああだ・こうだ」と〈真面目に〉論じている姿にふれると、何か「微笑ましさ」さえ感じてしまいます。今もそうなのですが、商品経済の進展がもたらす問題というのは、凄まじいものだったのでしょう。
     三つ目は、年賀でもちょっと触れましたが、THE UNTOLD HISTORY OF THE UNITED STATES の翻訳本『オリーバー・ストーンが語るもう一つのアメリカ史』(早川書房)を借りることができましたので、それを読んでいるのです。これは、やはり、かなり面白い本で、映像も勿論なのですが、国境を越えた「一般ピープル」=”common people"の〈連帯〉のための必読文献と考えられます。とりわけ、当事者の実際の『台詞』や『文章』がふんだんに引用されており、その迫真力には凄まじいものがあります。まだの方は、是非、ご一読を。


     そんなこんなで一月は結構忙しく、ブログの方は開店休業状態になってしまいました。さらに、私は、 結構遊んでもいたのです。
     まず、1月11〜12日に富士ー箱根に家族旅行に行ってきました。雪煙に山肌を曝す冬の富士は圧倒的に美しかった。富士は本当に良い山です。また、以前「おじさん旅行」で訪れたことのある忍野八海に家族を連れて行ったところ、大変好評で、間近な富士と美しい泉の中で泳ぐ鯉たちを見て、なんとも和やかな気持ちになったものです。その夜は、月夜の露天風呂にゆっくり浸かり、また、恒例(?)の新春麻雀大会に興じたりしました。結果は、勝負師の妻の―――昨年に続く―――大勝でした。12日には、娘の希望で、富士浅間神社によりました。私は、お神籤を引くのが趣味なので、今年の運勢はと引いてみると、見事「中吉」とでました。実は、このところ、私は、なんと「小吉」が5回連続出ており、知人からは名前を「小吉」に改名してはとまで言われていたのです。今年は「中吉」です。良い年になるに違いありません。(ちなみに、妻と娘は「大吉」、息子二人はお神籤にはほとんど興味を示しませんでした。)家に帰ると、サロさんが、昨年に続いて、今回もトイレをしっかり我慢して待っていました。立派な「内犬」になったものです。来年は、連れて行くからね。


雪煙の冬の富士

DSC_0200冬の富士





泉の中で泳ぐ鯉たち

DSC_0212華族と鯉




今度は一緒だよ

NMS_0191いってらっしゃい





     さらに、1月19日、私は高畑勲監督の『かぐや姫の物語』を見てきました。その絵の美しさは特筆に値すると思います。子供の頃に初めて観た総天然色アニメ『白蛇伝』よりも心を打つものがあったように感じます。あんなタッチのアニメの世界があったのですね。また、高畑の「世界観」がまた良い。短く、そして、哀しくも美しい此岸の「命」への讃歌が、『アベ』の某をはじめとする五人の求婚者たちや帝の〈俗物〉性との対比において、見事に歌い上げられていました。求婚譚についていえば、三番目の男(「第一の皇子」)だけが原作と違っていたようですが、それも、〈現代〉的意味でかなり笑える設定になっており、私には好ましく感じられました。高畑は、ある意味で、日本最古の創作物語である『竹取物語』の中に仏教思想を読み取ったということになるのでしょうが、しかし、それには単なる「彼岸への憧憬」といったものではなく、加藤周一(『日本文学史序説」)流に言えば、いわゆる日本の「土着的世界観」からの捉え返しがあったと言えるのではないでしょうか。とにかく、この『かぐや姫の物語』は、特に映画ファンというわけではありませんが、私がもう一度是非観たいと思うような作品だったことは確かです。お勧めです。

      さて、いよいよ腹立たしい政治経済の話になりますが、私の個人的な感覚では、「アベノミクス」であろうが、「積極的平和主義」であろうが、その薄っぺらで、見え透いた策謀の行くつく先は、アベのお友達だけを優遇する〈格差経済〉であり、奇妙奇天烈な歴史観に基づきながら、一般ピープルの血を吸って肥え太る軍産複合体の跳梁跋扈でしかないのです。しかし、その客観的利害がイスタブリッシュメントのそれとは相反するにも拘らず、彼らが仕掛ける希少性の操作、短期的な利益誘導、そして、口からでまかせの嘘八百に、これまでの日本の一般ピープル多数派は目を眩まされて来たのでした。そして、これまでの日本近代の歴史を振り返り見ますと、沖縄で、水俣で、福島で・・・、そして、私が生きる今のこの時・この場所で、あの日本政治の悲劇的なデジャヴが繰り返されているのです。最近、ドキュメンタリー番組を見ていると、自己の短期的な利害に身を委ね、他者の命と生活を犠牲にして、平然と嘘をついてきた輩の顔には、本当に歪んだ醜さが表れていると思わずにはいられませんでした。恐ろしいことです。しかし、そうした中にあっても、あくまでも、この世のかけがえのない「命」が全うできるよう、不当なイスタブリッシュメントの利益追求と権力に抵抗して、必死に努力してきた人々がいたのです。そして、この一月、私たちは、そうした貴重な姿を、沖縄・名護に見ることができました。その姿にどれほど私たちは励まされたことか。私も彼らのように、自分の顔には責任を持ちたいものだとつくづく考えたのです。

      これから、もう少し頻繁にブログ記事を書くつもりでいますが、アホノミクスの行き着く先はもう見えているといってよいと思います。安倍の甘言に対して抱いた淡い期待は、少なくとも国民の多数派(=一般ピープル)にとっては、幻滅に終わるに違いないのです。なぜなら、消費増税を前にした現在ですら、例えば、実質賃金の減少という形で、安倍の〈格差経済〉は私たち一般ピープルの生活を確実に破壊しつつあるからなのです。何が、インフレターゲットだ。笑わせるんではない。

     ということで、今日は、店仕舞とします。今年も、お付き合いくださり、ありがとうございました。

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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2018年11月現在満12歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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