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私の音楽のふるさと(7)―――女性アイドル歌手編

〈癒し〉の懐かしのメロディ
    ――私は南沙織のファンだった?!



DSC_0835仰向けサロ

   ※僕も癒されたよ〜ん


   ※ 衆議院選投票日の前日(12月13日)、私は友人と大宮で「忘年会」をやり、帰りがけに〈カラオケ〉に立ち寄りました。この日は、友人が北海道旅行から帰った後だったこともあって北海道ものが中心でしたが、たまたま大阪ものに変わった時、私は欧陽菲菲の『雨の御堂筋』(1971年)を歌ってみることになったのです。そして、その時、強烈に頭に浮かんできたのが、同じベンチャーズが作曲した奥村チヨの歌でした。その後私は、民主党の枝野氏が大宮駅頭で最後の演説をしている横を通り過ぎながら「もう日本は行くところまで行くしかないのかねえ」などという友人の声を聞き流しながら、家に帰ったらすぐその歌を聞いてみようと家路を急いだのでした。それから、翌日の衆院選の投開票を重たい気分で受け止めた後今日まで、私はほとんど音楽漬けの日々を過ごしているのです。衆院選については近いうちに私なりの総括を試みたいと考えていますが、今日は、この数日間聴きに聴いた、70〜80年代の女性アイドル歌手について書いてみたいと思います。

   ところで、先の奥村チヨの歌は『北国の青い空』(1967年)でした。私の中学時代にはいわゆるエレキブームが起こり、中学校の文化祭でも〈ちょいと〉「元気の良い」諸君がベンチャーズの『パイプライン』などをテケテケテケとステージ上でやっていたのですが、そのベンチャーズが日本をイメージして作曲した曲がなかなか良かったのです。先の『雨の御堂筋』もそうでしたし、渚ゆう子がカバーし、私の京都のイメージを決定づけた『京都の恋』(1970年)や『京都慕情』(1970年)もそうでした。今回も、ベンチャーズの演奏をきいてみましたが、実に実に懐かしいものでした。ところで、私もボーイッシュな欧陽菲菲が好きでしたし、奥村チヨの独特な風貌も印象に残っています。ただ、私の世代には◯大中退の◯◯さんのように熱烈な奥村チヨファンも多かったのですが、私の〈アイドル〉はちょっと違うタイプだったのです。

   さて、1971〜2年、私はよく徹夜で本を読んでいました。そして、その頃、「起き抜け歌謡曲」という番組だったと記憶していますが、毎朝5時頃、南沙織の『17歳』(1971年)がラジオから流れてきたのです。当時の私は「もう少し勉強しなければならないなあ」などと考えていたのですが、この曲は、あの頃の私を捉えていた〈どんより〉とした雰囲気を打ち消してくれる明るさを持っていたのです。私にはアイドル歌手のコンサートに行ったりレコードを買ったりする習慣はありませんでしたが、その後も、ラジオやテレビで、彼女の『潮風のメロディー』(1971年)や『純潔』(1972年)などを楽しみに聞いていたことを思い出します。今振り返りみると、そのあまりの若々しさに、ちょっと気恥ずかしい気がしないわけでもありません。ただ、今回改めて聴き直してみて、この歳でもさほど違和感なく聴くことのできる『色づく街』(1973年)が、私の一番のお気に入りの曲だったと言えると思います。この曲のリズム感は大変心地よく、かなりの名曲だと私は思っています。このように、いわゆるアイドル歌手の中で私が誰のファンだったのかというと、おそらく、南沙織だったといえるでしょう。世の「サオリスト」たちには、「半端モン」と抗議されるでしょうけれど。
   
   ただ、私が南沙織だけのファンだったかというとそうではありません。とりわけ、対話形式の歌詞で、田舎育ちの私を魅了した、『木綿のハンカチーフ』(1975年)の太田裕美は、私に鮮烈なインパクトを与えました。彼女の『赤いハイヒール』(1976年)や『しあわせ未満』(1977年)そして『九月の雨』(1977年)などもよく聞いたものです。また、岩崎宏美の歌声にも惹かれました。ほぼ永遠の名曲といえるでしょう『思秋期』(1977年)はもちろんのこと、『ロマンス』(1975年)や『シンデレラハネムーン』(1978年)なども〈なかなか!〉と思ったものです。また、久保田早紀の『異邦人』(1979年)も、実に個性的な印象を与える名曲だと思いました。

   こう考えてきますと、アイドル女性歌手という観点からすると、「Tさんは小泉今日子!」といったように人それぞれであるわけなのですが、私の場合はどうやら筒美京平系の「アイドル路線」に乗せられていたようです。それは、山口百恵・松田聖子・中森明菜といった路線とは若干性格を異にしているように思われます。また、付け加えるに、最近、『あまちゃん』の『潮騒のメモリー』で円熟した歌唱力をみせた薬師丸ひろ子の『時代』(2013年ライヴ)は、若い頃のそれと比較して、「歳をとることも悪くない!」と思わせてくれる実に素晴らしいものでした。ということで、私は、ロシア民謡の「すずらん」という曲が好きだったのですが、どうやら、〈少し屈折〉した〈清純派〉が好みだったようです。サロさんは、どうだい?

   ところで、今回は、〈お笑いもの〉もたくさん見ました。綾小路きみまろとか、コロッケとか、昨年「さようなら原発講演会」で〈生〉で見た、ザ・ニュースペーパーの「原発を東京湾に造らなかったのは万が一の事を考えて」などです。まあ、今の日本の政治状況は、笑い飛ばしてしまわなければストレスばかりがたまるといった代物ですからねえ。また、改めて、忌野清志郎の『サマータイムブルース』や『ラヴ・ミー・テンダー 』なども聴き、彼の「偉大さ」を再認識したところです。というわけで、今日は最後に、清志郎の『ラヴ・ミー・テンダー 』の一節を引用し、筆を置きたいと思います。

  巧みな言葉で一般庶民を
  ダマそうとしても
  ほんの少しバレてる
  その黒い腹

  ナニやってんだ 偉そうに
  oh, my darling, i love you
  ダマされちゃいけねえ

   
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プロフィール

SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2019年11月現在満13歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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