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N響演奏会(大宮ソニック)に行ってきました―――6月を振り返って(3)

久しぶりのコンサート・N響がうまい! 
 ――渡邊一正氏の理知的でサックリとした指揮にも感銘!



   ※ 6月27日(土)、大宮のソニックシティ大ホールで開かれた、渡邊一正指揮『NHK交響楽団演奏会』に行ってきました。 演目は、お馴染みの以下の3曲でした。

         ボロディン
     歌劇「イーゴリ公」から
      「ダッタン人の娘たちの踊り」「ダッタン人の踊り」

         リスト 
     ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 ピアノ:横山幸雄
        チャイコフスキー 
     交響曲 第6番 ロ短調 「悲愴」


   最近、音楽を聴く時間が相対的にではありますが少なくなってきているようです。しかし、今回は、妻と「姉貴」を誘ってクラシックのコンサートに行くことにしました。私以外の二人は結構忙しく日程の調整も難しかったのですが、丁度いいプログラムにも恵まれ、お馴染みのメロディーをハミングしながら、ルンルンと帰路につくことができました。
   演奏についての印象を述べるならば、第一曲目の「ダッタン人の踊り」から、オーケストラのうまさに思わず頰がほころぶのを感じました。(どうしたらあのような音が出るのでしょう。プロですねえ!)
   第2曲目は、有名なピアノ協奏曲ですが、横山さんのピアノの音とオーケストラの音との「バランス」に何かしら「不具合」を感じました。リストのオーケストレーション自体に問題があるのかもしれませんが、妻も言っていたように、ピアノの音が弱く聞こえないといった箇所が数多くあったように思われました。ライヴでは難しい曲なのでしょうか。
   第3曲目の「悲愴」は指揮者によって非常に異なった雰囲気を醸し出す曲ですが、渡邊一正さんの指揮による演奏は、抒情性に流されない、非常に「理知」的な印象を与えるものでした。第1楽章から、一音一音が明瞭に、早めのテンポで演奏され、ゆっくりとしたテンポですすり泣くような楽器の音色によって表現されてきた、古典的な〈叙情〉的雰囲気は、意識的に極小化されているように感じられました。また、その「抑制」的性格は顕著で、とりわけ第3楽章では、指揮者がオーケストラ(とりわけ、パーカッション)を盛んに抑えこんでいるといった印象さえも感じられました―――それは、曲想こそ異なりますが、フルトベングラー=BPOの演奏を思い起こさせるものです。そして、この第4楽章こそがこの曲の〈核心〉なのだといった風に、その「抑制」と「解放」の微妙な結合によって終曲を迎えるのです。(勿論、以上は素人の純個人的な感想です。悪しからず。)

   私が前回ライヴで聴いた「悲愴」は西本智実さん指揮によるものでしたが、その時も「現代」的といってよい印象を受けました。しかし、渡邊一正さんの演奏はさらに一層「サックリ」とした印象を与えるものであり、そのことは、この曲が呼び起こす「どんな悲しいことがあったのだろう?」という問いに対する答えが、まさしく、現代に生きる私たちと「等身大」のものと感じられるところにあるように思われます。ただし、そうした「現代性」が〈人間性〉という観点からどう評価されるかは別問題といえるでしょうが。

   ――小沢征爾さんが、日本は「(今後もずっと)『戦争をしない国』としての良い例を世界に示せるはずだ」と述べたという記事が東京新聞(6月22日)に載っていたよね。とにかく、音楽を本当に楽しめる日本そして世界であって欲しいと心から願わざるを得ないよ。でも、そのためには、今、「平和のための闘い」が必要ということなのでしょう。疲れるねえ。サロさん!

   でも、散歩は・・・・

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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2019年11月現在満13歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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