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マスコミ雑感(1)――橋下徹の騙しのテクニック

《似非》エリート支配の仕掛け
 ――悪質な「詐欺師」に騙されないようにしましょう!

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僕は柴だけれど血統書なんていらないよ!
でも、人間にはマイナンバーがつくんだってね!HaHaHa


 ※ 今日の農作業はナス8本を収穫しただけで楽チンでした。ということで、今日もブログを書いてみようと思います。

   それにしても、今の世の中、本物の「エリート」とは全く似て非なる「《似非》エリート」が跳梁跋扈しています。しかし、彼らは、実社会に根を下ろし社会を実体的に支えている我々「一般ピープル」の一人一人が、国家の先行きを最終的に決定する権力を有する〈主権者〉として登場することを極端に嫌い、恐れてもいるようです。新聞を読んでいると、「国会包囲8•30大行動」の人数が多いとか少ないとか(主催者発表12万人、警察発表3万人超)、それに影響されてはならないとか、まあ戦々恐々たる反応が見られます。特に気の毒なのは『週刊新潮』で、その新聞広告には「本当は3万3000人!張りぼてのデモ」とあります。よほど「3万3000人」以上いたことが読者に知られると困るのでしょうね。しかし、当日は、国会正門前だけではなく、国会に向かう日比谷・霞ヶ関などの周辺には人が溢れていたのです。また、滑稽ではありますが、とりわけ悪質と思われるのが橋下徹大阪市長で、「人数たったあれだけ」(『東京新聞』9月1日)という支離滅裂なコメントをだしています。ちょっと、彼のツィッターを覗いてみましょう。相変わらず、こんな調子です。

   「デモは否定しない。国民の政治活動として尊重されるのは当然。政治家も国民の政治的意思として十分耳を傾けなければならない。ただし、デモで国家の意思が決定されるのは絶対にダメだ。」「しかも今回の国会前の安保反対のデモ。たったあれだけの人数で国家の意思が決まるなんて民主主義の否定だ。」「日本の有権者数は1億人。国会前のデモはそのうちの何パーセントなんだ?ほぼ数字にならないくらいだろう。こんな人数のデモで国家の意思が決定されるなら、サザンのコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ。」

   このツィートを読んでどう思いましたか。この手の話に「?」っと思わない人は「詐欺」に引っかかる可能性が大ですから注意しなければなりません(笑)。つまり、まず、「デモは否定しない。国民の政治活動として尊重されるのは当然。政治家も国民の政治的意思として十分耳を傾けなければならない。」とまずは常識的なことを言って信用させようとします。ところが、次に、「ただし、〈デモで国家の意思が決定される〉のは絶対にダメだ。」ときます。えっ?〈デモで国家の意思が決定される〉って何のことだ。誰がそんなこと言ってたのかな。制度的にもありえないですよね。要するに、これは橋下自身がデッチ上げた話なのです。そして、こうした事実に基づかないデマゴギーを前提にその後の話を組み立て、そして、憲法にも保障された国民の政治的意思を表現する「今回の国会前の安保反対のデモ」を、民主主義を否定するものとまで誹謗することになるのです。悪どい手口ですねえ(笑)。

   そして、これも失笑ものなのですが、まず、小学生向けのように、〈国会前の安保反対のデモ〉の数と〈日本の有権者数は1億人〉との単純な数的比較を提示します。そうして、次に、〈国会前の安保反対のデモ〉の数は「サザンのコンサート」の聴衆の数より少ないのだから、それよりも少ない「戦争法案反対」の声で〈国家の意思が決定される〉ということは、(多数意見の反映という意味で)より「民主主義」的ではない、という詭弁を弄するのです(笑)。今回の「国会包囲大行動」の参加者がサザンのコンサート1回分の聴衆より少ないのかどうかは判りませんが、言うまでもなく、ここでのポイントは、あの偉大な『ピースとハイライト』を唄ったサザンの〈ファン〉がコンサート一回分の聴衆よりも多いだろうように、「戦争法案反対」の国民・有権者の数は、「人数たったあれだけ」とか宣う橋下のツゥイートに”いいね”とポチっている数千人よりもはるかに多いのはもちろん、全有権者の圧倒的多数ですらあるだろうということなのです。そのことは、「御用マスコミ」をも含む各種の世論調査ではっきり示されていることですよね。要するに、橋下は、〈デモで国家の意思が決定される〉とかいう虚偽の前提と単純な数的比較の〈仕掛け〉によって、「戦争法案反対」の国民の声を〈国会前の安保反対のデモ〉の数に封じ込め少なく錯覚させようとするとともに、再度、圧倒的多数の国民の政治的意思の表現でもある〈国会前の安保反対のデモ〉をあたかも民主主義を否定するものかのように印象付けようとしたのでした。

   もちろん、こうした詭弁の背後には、国家の意思を決定するのは、主権者たる〈一般ピープル〉ではなく、〈エリート〉たる政治家だ、より限定的には、橋下とお友達の安倍政権そしてそれを取り巻く現在の国会議員たちだという思いがあったのでしょう。しかし、焦点の集団的自衛権を公約の一番最後の方にそっと忍び込ませ、アベノミクスでカモフラージュされた低投票率かつ違憲あるいは違憲状態の選挙でまさしく「詐欺」のように構成された現在の国会において、主権者たる国民を軽んじ、立憲主義を踏みにじり、憲法違反の戦争法案を強行採決し、日本の若者をアメリカ軍の「下請け」として海外の戦場に送って戦死させようする策動があるが故にこそ、国民の圧倒的多数の懸念と反対の声を背にして、「国会包囲8・30大行動!」は行われたのです。つまり、〈詐欺〉のようなシステムによって生み出された国会・政府=少数の《似非》エリートによって、圧倒的多数の主権者たる国民の生き方を大きく変える憲法の実質的改変が行われようとしていることに対して、多数の国民が「勝手に決めるな!」と立ち上がったのです。

   もし、《似非(えせ)》でないというのなら、心にやましいところがないというのなら、解散総選挙で真正面から民意を問うてみよ!それが嫌なら、廃案にすべきなのだ!

  ところで、橋下は維新を離党し、維新を割るつもりのようです。今回も、前言を翻しては、大阪市民・大阪府民の「負けず嫌い」の感情を利用し、自己の「政治生命(影響力)」の維持を図るつもりようです――もちろん、前回の住民投票でも示されたように、大阪市民(大阪府民)はそのような子供騙しに簡単に乗るとは到底思われませんが。ところが、「〈御用〉マスコミ」の報道は、こうした橋下の言行には極めて寛容なように思われるのです。さらに、ある評論家によると、そもそも政治家に「言うことが変わらないことなどを求めてはだめ」なのだそうです。その理由は定かではありませんが―――笑ってごまかしていましたが―――、要するに、この評論家によれば、政治家に〈説明責任〉や〈結果責任〉を問うてはいけないということになるのでしょう。なるほど、これまでの自公を中心とする政治家さんたちはウソばっかりついて、全然責任取ろうとしませんでしたからね。お前たち「愚民」は「深慮遠謀」の政治家たちを信用して、ついて行けとでも言いたいのでしょう(爆笑)。とにかく、政治屋さんたちのやりたい放題はもう止めさせなければなりません。

   特定検診に行ってきます。次回のブログは、ギリシャ、株価そして中国などを予定しています。  

 
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バカバカしくてあくびが出ちゃう

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プロフィール

SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2018年11月現在満12歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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