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株価大変動―――マスコミ雑感(3)

多国籍「ハゲタカ」資本は狙っている―――
  我々の〈公的資金〉はどうなるのか?!


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年金大丈夫?・・・僕も心配だよ



   最近の株価の大変動に対するマスコミの報道について、つくづく感じたことがあります。それは、「公共放送」のアナウンサーが、株価が上がれば「うれしそう」に、そして、株価が下がれば「しんぱいそう」に語って見せることでした。それは、明らかに、我々「一般ピープル」の感覚・心理を「株式市場」にシンクロさせようとするものと感じられたのです。確かに、株の〈投機〉をやっているような人々にとっては、そうした表情の変化に共鳴するところもあるのでしょう。しかし、私のように株に「無縁」な人間にとっては、そうした株価の短期的な変動に一喜一憂するシステムに〈つき合わさせられること〉自体が不快に感じられるのです。また、それだけではなく、私たち〈実体経済〉を支える「一般ピープル」にとっては、国際的な金融緩和によって肥大化された通貨を操り不当な利益を得ようとする国際金融資本の支配下での株価変動など、私たち「一般ピープル」の「富」をかすめ取る、偽装されたゲームとさえ言って良いと思うのです。実際、それは、より適正な生産・交換・分配・消費を実現しうる可能性をもつ様々なレベルでの〈実体経済〉を撹乱し、機能不全に陥れ、破壊すると共に、国際的・国内的な〈格差〉を拡大させ耐え難いものにすることによって現在の世界的な紛争の主要な原因・基盤を生み出しているグローバリズム経済の指標に他ならないのです。

   さて、日本における、こうしたシステム内で利益を確保せんとする輸出関連多国籍企業を中心とする勢力(経団連)の「太鼓持ち」が〈「アメポチ」安倍政権〉と〈黒田・日銀〉と言って良いでしょう。そして、その政策の鍵となっているのが、異次元の「金融緩和」と株式市場への「公的資金」の投入、すなわち「官制相場」に他なりません。そして、そのことの持つ意味は、私たち「一般ピープル」にとって極めて深刻なものになると思われます。なぜなら、グローバルな金融市場のなかで外国の「ハゲタカ」資本が〈日本企業〉や日本国民の〈個人資産1600兆円〉を食い物にしようと狙っていることはしばしば報道されているところですが、しかし、安倍政権の異次元の「金融緩和」や株式市場への「公的資金」の投入といった政策も、まさしく、一時的な株高や自らが多国籍企業のグローバルな展開のなかで利益を貪ろうとしている勢力のために、日本の「一般ピープル」の個人資産や公的資金を、あるいは「担保」(将来の増税やインフレ政策)として、あるいは、直接的な「掛け金」として利用し、利益を得ようとするものに他ならないだろうからです。勿論、そうした政策が日本の〈実体経済〉の成長を促し、「一般ピープル」の生活の向上に資するのであれば、ある程度許容しうる余地もあると言えましょう。しかし、現在の世界経済の状況や日本における経過そのものが表しているように、そのリスクはあまりにも大き過ぎると言えます。そうしたなかで、「アベノミクスは買いだ!」などと叫ぶことは、まさしく、これまでの日本国民の汗の結晶たる日本の企業を外国の「ハゲタカ」資本に売り渡してしまうことになるのであり(「日本売り」)、また、その原因はなんであれ、株価の大暴落によって、我々の年金基金をはじめとする公的資金や個人資産を雲散霧消させる可能性があるのです。

   確かに、「企業」活動にとって「資金」の調達が重要なことは言うまでもありません。例えば、戦後日本においては、「一般ピープル」の高い貯蓄率に支えられた潤沢な資金が、政府や金融機関(郵貯・銀行)を仲立ちとして実体経済を担う「企業」に融資され、高度経済成長を支えたと言われています。そして、現行の市場経済のシステムの下では、利子・配当を前提とした、株式による「資金」の調達も当然あり得るでしょうし、また、企業の株式市場での資金の運用による利益の獲得も、投機的リスクが大きすぎない程度において、許されるというべきかもしれません。そして、これまでも、より多くの資金を株式市場に集め株価を上昇させることを狙って、学校教育への働きかけや「株主優待制度」の宣伝等々、「個人株主」を増やすための取り組みが様々になされてきたのです。また、公営ギャンブルの推進者たちでもあるらしい(笑)現政権による「貯蓄から投資へ」というキャンペーンも顕著で、約880兆円と言われる銀行預金・タンス貯金をいかに〈株式市場〉へ誘導するかも図られているのです(麻生財務大臣)。勿論、「安定株主」ならともかく、より投機(ギャンブル)性の強い投資に誘導された場合、私の近辺でもあったらしい退職金の25%を失ってしまうという事例も起こり得るわけです。しかし、こうした個人による株の購入などは、少なくともある程度、《自己責任》の世界です。しかし、黒田・日銀による「公的資金」の株式市場への投入はけっしてそうではありません!それは、まさしく、景気対策などを名目とした、日本の「〈似非〉エリート」による一般ピープルの「資産」のかすめとりと〈格差の拡大〉に結果することはほとんど疑う余地のないことのように思われるのです。私たち「一般ピープル」は、私たちの意識をそうした「株式市場」にシンクロさせようとする情報操作によって、そうしたシステム自体への批判的意識を失わされてはならないのです。
   
   さて、今回の世界的な金融市場の混乱の震源地は「中国」と言われていますが、次回は、マスコミの中国に対する報道姿勢について感じたことを述べてみたいと思います。




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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2018年11月現在満12歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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