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戦争法案は憲法違反!――アベのクーデタは許さない

あれが「強行採決」じゃなかったって!
 ―――君らは嘘つきなんだよ。主権者をなめてはいけない!



暗雲漂う国会―――9月17日午後8時頃
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   ※あの強行採決から一週間が経った。真っ当な論拠を示しつつ議論することすらできなかった自公政権は、まさしく「民主主義」的手続きすら無視した〈下品〉なやり方で、《憲法違反》の戦争法案を強行採決したのだった。19日未明という設定も、土日における国民の抗議行動を避けようとの意図だったのだろうが、あそこまで恥知らずな〈振る舞い〉に出るとは、私自身も本当に〈甘い〉なと思わざるを得ないほどだった。多くの専門家・知識人も声をあげていたが、あの法案は日本人の〈知性〉と〈論理〉能力への挑戦でもあったのだ。アベたちは、あのような無法な行為に及びながらも、相変わらず「丁寧に説明していく」などとほざいているが、強行採決後の世論調査にも表れているように、国民の多数はあの程度の《嘘》に騙されるほどマヌケではないのだ。ただ、アベの「丁寧な説明」とは、自分たちの階層的利害を一般ピープルの犠牲の上に嘘をついてでも冷徹に貫徹しようとしている〈イスタブリッシュメント〉とは別の、〈一般ピープル〉の「黄門様おねげえしやすだ」(権力迎合)層に向けてのものであり、その点は明確に認識しておくべきことだ。
   
   今日もイヌHKニュースでは、アベが「今回の平和安全法制を戦争法案という人がいるが、戦争法案ならあんなに外国が評価するはずがない(もっと批判するはずだ)」などと図々しく述べている様子が報道されていた。しかし、今回の法案が、日本国憲法が禁ずる海外での武力行使(戦争)を可能するもの=戦争法案であることは明々白々ではないか。米英などが評価するのは、これらの国が行っている《戦争》に日本が協力することになったからに他ならない。そして、多くの一般ピープルの犠牲者を生み出しているこの戦争を「自衛のため」、「平和のため」などというのは、ナチスすら言っていた、嘘言のプロパガンダに過ぎないのだ。そのことは、今日の混迷を生み出した湾岸・イラク戦争を考えてみれば明らかなことだといえる。

   そもそも、アベの「丁寧な説明」とは大きく三つに、すなわち、今回の「平和安全法制」は、(1)「国民の命とわが国の平和を守るために必要な法律を整備するもの」、(2)「日本を取り巻く安全保障上の環境が大きく変化したので、抑止力を高めて、戦争を未然に防ぐ」もの、そして、(3)その実際の運用は「(専門家である内閣が)総合的に判断して行う」といったものだ。しかし、それらは、現実的根拠などほとんど示さず、同じ言葉を100回繰り返せば、「黄門様おねげえしやすだ」(権力迎合)層は信じるだろうとの低級な思惑が透けて見える体のものなのだ。
   まず(1)に関して言えば、今回の法案が軍需関連産業の武器輸出を推進し、国民から抽出した税金を「軍産官学共同体」に大量に投入するためのものであることは、矢継ぎ早に出されている最近の諸政策を見ても明らかなことだと断言して良い。そして、この法案による集団的自衛権の行使は、国民の命と日本の安全を守るどころか、自衛隊員や海外で活躍しているNGOをはじめとする幅広い国民を危険にさらし、日本の平和を危うくするものであることは近い将来証明されることになるだろう(このままでは、確実に〈戦死者〉が出る)。
   また、(2)について言えば、今回の法制があたかも中国や北朝鮮の脅威から日本を守るためのものであるかのように宣伝しているが、今回の法案の眼目は、そうした「個別的自衛権」に関わるものではなく、アメリカの要請に従って、自衛隊を西アジアやアフリカに派兵すること、あるいは、アジアにおけるアメリカの負担軽減と日本の軍産複合体の利益ために、フィリピンやオーストラリアなどとの軍事的結びつきを強化することにあるのは間違いないことだ。そもそも、現在の中国の世界経済との結びつきを考えても、また、現在の米中間の軍事的力関係を冷戦期の米ソと比較しても、両者の軍事的衝突の危険性が高まったとかいうことは客観的にできまい。また、米朝の軍事的力関係も北朝鮮の核武装によって変化したけれど、そのことによって両者の軍事的衝突の危険性が増大したとは言えないだろう。そうした中、尖閣問題の先鋭化から〈軍事的〉抑止力の強化へと向かう日本の動きはかえって東アジアの緊張を増大させることになるだろう。実際、今回の集団的自衛権の行使容認による日本の〈軍事的〉抑止力の強化に対して、中国は〈軍拡〉で応えるとしているのだ。まさしく、両国の一般ピープルの利益に反する、両国の国家権力主義者同士の”Win-Win”関係へと繋がっていくのだ。両国の一般ピープルにとっては、そうした緊張がなぜ起きたのかを考え、また、その対立を如何に平和的に解決していくのかの方策が模索されなければならないのだ。
   また、(3)について言えば、まず第一に、膨大な犠牲者を生み出した戦前の権力者の「総合的判断」を是としているような、アベの「総合的判断」など信用できるものではないのは明らかなことだ。また、「えせ専門家」の中には、恥ずかしげもなく、〈世界最強のアメリカ〉に付き従っていくことが一番安心だとか、また、世界で一番正確な情報を持つアメリカと情報を共有できることが日本の安全につながるとか言うや輩がいるが、朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争などを経験した我々にどの面下げてそう言えるのか。例えば、彼らの発想からすれば、米韓関係のようなフルスペックの集団的自衛権の行使が最高の抑止力を生むことになるだろうが、朝鮮戦争時に憲法9条がなければ日本の「平和」はどうなっていたというのだ。また、「軍産官学共同体」の利益のために、世界最強のアメリカとその同盟国において、どれだけ多くの若者が犠牲を強いられたことか。また、アメリカの情報がどれだけ公平・正確で、アメリカを誤った戦争から守り、アメリカを安全・平和にし得たのか。君たちの「総合的判断」など、一般ピープルの安全と平和にとって、全くの眉唾と言って良いのだ。
   さらに、アメリカの武力に心酔している日本の従米主義者たちの中には、日本国憲法の「平和主義」を揶揄するつもりなのであろうが、「座して死を待つ」ことはしないなどと威勢の良さそうなことを言う輩もいる。しかし、日本国憲法も、ガンジーの非暴力主義も、けっして「座して死を待つ」ものではなく、侵略や圧政に対して粘り強く抵抗していくものなのだ(例えば、石田雄『平和の政治学』、ガルトゥング『平和を創る発想術―紛争から和解へ』、シャープ『独裁体制から民主主義へ』などを参照)。それに対して、「座して死を待つ」ことはしないなどと言う輩ほど、対米戦争を煽っておきながら、自らが生き延びるために武器を捨て「無条件降伏」することによって、国民を可能性として「座して死を待つ」状態に放置したのではなかったのか。さらに、兵士や国民には投降を禁じ、玉砕や自決すら強制しておきながら、アメリカに擦り寄り、圧倒的武力の前で「命どぅ宝」と生きる可能性を追求せんとする〈一般ピープル〉を揶揄するが如き言辞を弄しつつ、沖縄に再び〈軍事的〉基地負担を押し付けるなどとは、全く恥知らずの振る舞いというべきなのだ。

私たちは、民主主義を踏みにじり、日本と世界の一般ピープルの命と平和を脅かす、憲法違反の戦争法を一刻も早く葬り去らなければならない。

   
強行採決後の夜の国会前で――民主主義がここに(9月19日午後7時)
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   ※詳述はしませんが、この日、自発的に集まってきた個人・夫婦・友人たちの間に聞かれた声(コール)と意思表示には、「民主主義」の原初的姿を感じさせるものがありました。実に素晴らしい光景でした。それでは最後に、この場で聞いた『安倍じゃダメでしょ』(加本和美・詩、『ビビデ・バビデ・ブー』のメロディーで)の歌詞を載せておきます。

さあさみんな 大声で
「安倍じゃダメでしょ」 
辺野古も川内でも
「安倍じゃダメでしょ」

9条も秘密法も
「安倍じゃダメでしょ」
最高責任者は
「安倍じゃダメでしょ」

安倍がいいのは アメリカや
財界・軍事産業・原子力村
 
暴走が止まらない
「安倍じゃダメでしょ」
安倍じゃ安倍じゃダメでしょ
「安倍じゃダメでしょ」
「安倍じゃダメよ」「安倍じゃダメよ」
《安倍じゃダメでしょ》
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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2018年11月現在満12歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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