「野党は共闘!」――私たちのための統一候補を!

私たちの〈命と生活〉を守るためには
  アベ政権に消えてもらわねばなりません!

   


   ※ 先週は、東京へ3度も行ったので、少し疲れました。ただ、この間、私にとっては大変希望の持てる「動き」が現実味を帯びてきました。言うまでもなく、7月に予定されている参議院選に向けての「野党共闘」です。これまでは、現行の「小選挙区制」によって、原発や戦争法等々、〈国民多数〉の民意が誤魔化され、捻じ曲げられてきました。しかし、もし野党が明確な政策の共有によってアベ政権の野望を阻止しうる選択肢を提示できれば、私たちにとって大きな希望となるでしょう。すでに、私たちには「オール沖縄」の経験があります。それに民主と維新が合流すればさらに大きな力となるでしょう。今後、それが各選挙区でどう具体化されるかは未知数ですが、その成否は、各野党が現在のアベ政権の国民にとっての危険性をどれほど強く把握し、つまらぬ自己顕示欲や党派的利害を超えて結集できるかにかかっていると言えるでしょう。また、それは、それを後押しし、監視する私たち自身の声にかかっているともいえるでしょう。

   ところで、「結集」の軸になるのは〈戦争法の廃止〉と言われています。しかし、私は、それだけではなく、アベ政権の〈経済政策•社会政策〉に対する対抗軸も是非明確に打ち出してもらいたいと考えています。もちろん、経団連に後押しされたアベ政権の憲法違反の戦争法〜改憲路線は、立憲主義を冒涜するファッショ的性格を露わにしているだけではなく、若者の〈命と生活〉を犠牲にしつつ、戦後日本の〈非軍事〉的な経済に代わって国民経済全体の〈軍事〉化(軍事予算の増額、軍需産業・武器輸出の拡大など)をめざすものであり、この観点からも、〈戦争法の廃止〉は非常に意義あるものと言えます。しかし、アベ政権の経済政策•社会政策は、これまでも、私たちの〈命と生活〉を十分に脅かしてきたのです。例えば、私たち夫婦の体が動かなくなったら私たちの今後の生活はどうなってしまのでしょうか。また、正規•非正規を問わず、子供たちの働く有様を見ていると、次の世代に対する不安は拭いようもありません。アベ政権がやってきたことは、結局、〈一般ピープル〉から税金をむしり取って自分たちやお友達につぎ込むこと、あるいは、自分たちやお友達の金儲けに有利な法的諸制度を作り上げているだけのことであって、その反〈一般ピープル〉的性格は、戦争準備、原発再稼働、労働・医療・福祉・教育の新自由主義化、そして、外国への「トップ・セールス」に至るまで、明々白々と言うべきなのです。アベ政権の経済政策•社会政策は、確実に、「格差社会」を進展させ、日本の実体経済を破壊し、社会を分断と不安に陥れつつあるのです。野党が、本当に、「国民」の〈命と生活〉を守るというのなら、是非、こうしたアベ政権の政策への対抗軸も明確にして欲しいと思います。

   さて、先週感じたもう一つのことは、私たち「一般ピープル」の〈自己意識〉ということでした。何回か前のブログに、アメリカの大統領候補サンダース氏について書きましたが、ネット上で、彼の議会での演説や選挙キャンペーンの様子などを見ていますと、彼が「普通の人々」と呼ぶ労働者や市民そして若者たちの現状や姿が具体的にイメージできます。そして、彼ら”ordinary people(普通の人々)"が”establishment(支配層)"の政治に対して「もうたくさんだ(enough is enough)!」と言っている姿を見ると、アメリカの「草の根」民主主義の素晴らしさを改めて感じさせられる思いです。こうしたサンダース陣営の動きに対して、アメリカの「エスタブリッシュメント」は盛んに「ポピュリズム(愚かな一般大衆に対する人気取り政策)」という印象を与えようとしています。もちろん、ヨーロッパでは当たり前の教育費や医療費などの公的社会保障制度や暴利をむさぼるウォール街の投機家たちへの課税のどこが「愚か」なのか、それこそ「公平」ではないのかと私などは思うのですが、アメリカの主権者たる「普通の人々」も、そうしたプロパガンダをはねのけて、サンダース氏への支持を拡大させているのです。(「頑張れ、普通の人々!」)

   ところで、こうしたアメリカの「普通の人々」に対して、日本の〈一般ピープル〉はどうなっているのでしょう。最近の各界「エリート」諸氏(「エスタブリッシュメント」)の姿を見ていると、もう目を覆わんばかりの愚かしさ、醜さなのですが、他方、「ノン・エリート」の〈一般ピープル〉も、残念ながら、「主権者」と言うよりは、「愚民」というイメージから抜け切れていないようにも思われます。そして、こうした現状は、石原の「結局金目でしょ」とか麻生の「中小企業の一つや二つ、百や千・・・」などの言葉にも表れていることでしょう。こうした観点で現在の〈一般ピープル〉を見つめ直してみると、日本の〈一般ピープル〉は、その格差社会の進展にも関わらず、いわゆる「一億総中流」や「立身出世(競争)主義」のイデオロギーから未だ抜け出せず、また、自分たちとは明らかに異なる「エスタブリッシュメント」の生活や生活意識を、その虚偽性をも含め、はっきりと自覚していないのではないかと感じざるをえないのです。問題は、日本の「エスタブリッシュメント」と「一般ピープル」双方の、その〈連続〉と〈切断〉に関する意識も含めた、〈対他的な自己意識〉なのだと思います。

   私自身、先週、東京の「山手」を歩いて驚いたのは、その圧倒的な「豊かさ」です。まず、車が違います。おそらく何千万円もするようなスポーツカーが国道を猛スピードで縫うように走っていきます。「バカめ〜!」と思いながら、ふっと通りがかりのガソリンスタンドの中を見ると、ポルシェ、ベンツ、フェラーリなど、高級外車のオンパレードです。横道に入っても、わが町とは車種の構成が全く逆です。軽自動車など見つけること自体が困難なのです(笑)。また、すれ違うワンちゃんの犬種も判然としません。つまり、わが町では売っていないような「立派」なワンちゃんたちがいかにも裕福そうな飼い主と一緒に次々と歩いてくるのです(勿論、サロさんの方がかわいいけれど)。おそらく、彼らも「1%の十分の一」ではないのかもしれませんが、しかし、確実に、日本にも「富裕層」は存在しているのであり、彼らがアベ政権を担い、支持するとしても不思議はないと感じるのです(「エスタブリッシュメント」)。もちろん、50年前にも富裕層はいました。思い起こせば、当時で本皮のジャケットを着ていた大学の同級生が「あんまり遊ぶ奴はいないよな」みたいなことを言うので、私が「麻雀やパチンコぐらいするよ」と言ったら、「そんなの遊びじゃない」と言うのです。「じゃ、遊びってなんだい」と聞くと、「ヨットとか、なんとか」とか私には訳も分からないことを言うので、話が続かなかった記憶があります。まあ親の資産によるのか自分の所得によるのかはわかりませんが、とても「公平」とは思えない「富裕層」が存在したことだけは確かだと思います。しかし、そうした格差は、現在、社会の〈新自由主義〉化によって、〈不条理〉にも、一層拡大しているのです。

   もちろん、「金持ち」にも良い人はいますし、〈一般ピープル〉と堅く結びついた信頼できる「エリート」、そして、自らの役割を誠実に果たす専門家や知識人もいるでしょう。しかし、〈ノン・エリート〉である私たちは、まず、現代の「エスタブリッシュメント(支配層)」が、結局、アベやアソウやイシハラやタケナカの「お友達」たちなのだということははっきりと自覚すべきなのだと思います。そして、その上で、自らが社会の実体的担い手であり、国家の納税者であり、権利の主体なのだという自覚を高めていかなければならないと思います。また、日常生活に基盤を置く〈ノン・エリート〉たる私たち〈一般ピープル〉が「公共的世界」における「主人公」たり得るためには、〈日常生活〉を大切にすることが近視眼的な「自己満足」や「私生活主義」に陥らないようにすること、すなわち、単純な「欲ボケ」・「権力志向」・「出世主義」の意識に包摂されず、社会的・公共的な精神を保持して、自民党的な純個人的利益誘導(ワイロ)政治ではない、本来の「政治」に参加していく必要があるのだと思います。そうした意味においても、アメリカの大統領予備選挙に見られるアメリカの〈一般ピープル〉の姿にはやはり感動すべきものがあると思うのです。



「止めよう!辺野古埋め立て」(2・21首都圏アクション)
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  ※沖縄の辺野古新基地問題は、自らの〈命と生活〉を守る主権者としての「自己決定権」の問題であって、彼らの闘いは私たちの闘いでもあることを改めて考えさせられた。頑張れ〈オール沖縄〉!



【追記】これまで、このブログでは、英語の”establishment"を「イスタブリッシュメント」と表記してきましたが、今回からは「エスタブリッシュメント」とすることにしました。私はこの言葉を、日本語としてではなく、英語(の音)から覚えたので、これまで「イスタブリッシュメント」として表記してきましたが、もう日本語(「エスタブリッシュメント」)になっているようなので、それに従っておくことにします。
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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2016年11月現在満10歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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