日本の〈政治〉的支配層――晴耕雨ブログ2016・6月

参院選後の爽やかな梅雨明けを!
  ―――この有様を前に、日本の主権者の「良識」が問われている 



 
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右の花器はMさんから頂いたカラーと泰山木


    ※サロさん!この梅雨時の朝の散歩は大変だね。背の高い草むらはズボンがビショビショになって気持ちが悪いからね。でも、梅雨入り前は農作業で大変だったけれど、梅雨に入ってほぼ一段落。後は、サヤエンドウに代えてゴーヤを植えようかな。ところで、先日、Mさんの庭に咲いていた花をもらってきて「姉貴」に活けてもらったけれど、こんな素晴らしい花が庭にあるなんてすごいよね。最近の世の中、〈狡くて〉、〈薄汚い〉ことばかりが耳目に入ってくるけれど、私たちが本当に求めているものは、こんな花を〈素直に〉受け入れることのできるような「世の中」ではないのかな。

   ところで、自公政権下のいまの「世の中」を国民はどのように受け止めているのでしょうか。衆参同時選挙を止めたということは、当然、現状では衆院の現有議席(2/3)の確保は難しいと判断したからなのだとは思います。しかし、こんな状況下でも、アベ政権やそれに類する政治屋さんたちを支持し続けられる人たちの心象構造あるいは基底的価値意識とはどんなものなのでしょうか。言っていることとやっていることの乖離、言っていることと目の前の現状との乖離、そして、なにより、それを口からでまかせの鉄面皮なウソで取り繕おうとする姿・・・アベとその同類たちの姿は、私のような凡人には、「あそこまではできない!」と半分感心するほどのレベルです。甘い汁を吸っている実質的な「お友達」たちは当然としても、恩恵などほとんど受けていなさそうに見える私と同じ「一般ピープル」の一定数の人々がなぜ彼らを受容できるのでしょうか。それが現状の根本問題だと思えます。

   こうした問いに対して、アメリカのある識者はテレビで次のような見解を述べていました。すなわち、テレビでスポーツやワイド・ショウ番組しか見ない一定数の人々は、これらの番組の合間に流されるCMやニュース・ショウで聞く「意見」(イメージ)に決定的に影響されるということです。そして、こうした「意見」(イメージ)は、政治学におけるイデオロギーの「掩蔽(えんぺい)」機能とも関連し、とりわけ、〈不安・危機〉などによって昂じた激情的な「心理」状態や様々な形態をとる非主体的な〈従属的〉「思惟」に絶大な影響を与え、まさしく、合理的で良識的な判断を阻害して、目の前に展開している事態を全く違ったものとして〈イメージ〉させることを可能にするのです。可愛く言えば、「あばたもえくぼ」でしょうし、戦前流に言えば、大本営発表の「転進・玉砕・神風・・・」ということになるでしょうか。今アベ政権を支持している人々には、私もアベや櫻井や橋下の話そしてNHKニュースなどを聞きますから、例えば『日刊ゲンダイ』や『RITERA』の政治・経済記事などを、是非、〈是々非々〉で、〈主体的〉に読んでみることをお勧めしたいと思います。まあ、読まないでしょうけれど。

   それにしても、最近の日本の「支配層」の腐朽ぶりは目も覆わんばかりです。とりわけ、〈政治〉的支配層の〈低劣〉ぶりは凄まじく、私のような「一般ピープル」の想像をはるかに超えたものになっています。最近の象徴的事例は甘利と舛添問題ですが、舛添などは、猪瀬と同じく、麻生のような「エスタブリッシュメント」の家系に属さなかったからでしょうか、自公からさえも言いたい放題言われ、「スケープゴート」にされる寸前といえます(今日の集中審議が山らしい)。なにしろ、〈お手盛り〉「第三者」によって「適切ではなかったが、違法ではない」とされた行動様式が常態化していることだけは確かなのです。しかし、「ゲス」の典型のような舛添を都知事に持ち上げ、さらに、あのやりたい放題だった石原には一言も言えなかった(!)自公が舛添とどれほど違うか、それはこれまでの政治家先生たちの事例を見ても容易に想像がつくというものです。それにしても、あの小渕優子問題にも関わった「第三者のプロ」といわれる元検事・佐々木善三という〈弁護士〉の話は信用できるのでしょうか。「報告書」自体がまゆつば物とも感じるのですが、とりわけ、舛添が千葉のホテルで『会議』をしたという人物について佐々木が話したこと(直接は聞けなかったが、「出版社の社長の周囲の人からヒアリングをしたところ、それを裏付ける事実関係は確認できている」)が真実を伝えるものでなかったら、それこそ、彼自身が法曹界の人間としては失格ということになりますよね。さて、さて。

   さらに、もっと大きなのは甘利問題です。検察が不起訴にすると、「睡眠障害」もなんのその、イケシャアシャアとスッキリした顔で出てくるのです!やはり、国民は甘いとなめているのでしょう。「あっせん利得法」がザル法だという指摘もありますが、それよりも、今の検察は、あれだけ明々白々な醜い要求と授受があっても、甘利のような「エスタブリッシュメント」だと、起訴すらしないのです。『日刊ゲンダイ』には甘利放免の「黒幕」として法務省の黒川弘務官房長の名前があがっていますが、要するに、〈司法〉もアベとつるんでいるということなのでしょう。「国策捜査」(小沢)と「国策不起訴」(甘利、他)。アベは「私は立法府の長」だと何回も発言していますが、おそらく、「私は司法権の長」だとも考えていることでしょう。「ふふふふ、三権分立なんて嘘っぱちさ。僕ちゃんが〈最高権力者〉(「独裁者」)なんだもんね」というわけだ。とにかく、不公平な徴税システムの下で国民から税金をぼったくり、それを〈自分〉と〈「お友達」〉のために〈勝手〉にあるいは〈こっそり〉と使い、挙げ句の果ては、法的に制限・統制されている自らの〈権限ー権力〉を「無制限」に〈恣意〉的に行使しようと企んでいるわけなのです(緊急事態法、とか)。

   先ほど、NHKの世論調査の結果を見ましたが、世論調査の経過自体も、「第三者」によって監視した方が良いと思います!NHKではありませんでしたが、私のところにも調査の電話があり、年齢を聞いてから電話が切れてしまいました。私の意見はどう処理されたのでしょうか。詐欺電話だったかもしれませんがね(笑)。



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言霊百神

おほもと

Re: 紹介

「言霊百神」―――ご紹介ありがとうございました。〈言説〉の「主体」に呼びかけ「実現」しようとする働きについては言語学でも議論されていることだと思います。また、観念や意識がもつ歴史や一定の社会などに対してもつ「自律性」についてはいうまでもありません。ただ、今回のような件につきましては、「ある言葉には神様が宿っているのだから、嘘はついてはいけませんよね」てなことでよろしいのでしょうか(笑)。

プロフィール

SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2016年11月現在満10歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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