栃木「蔵の街」と榛名山・天神峠―10月バイクの旅


「大江戸散歩」番外編(ラスト2)と
      アニメ『頭文字D』の舞台を訪ねて



   ※愛車クロスカブ君でこれからどれだけ走り回れるかが楽しみなのですが、片道3時間を超えると体力的にかなりきつくなったように感じます。ベンリー君(50cc)で月山へツーリング登山した時には感じなかった疲れです。しかし、今回も好天に恵まれ、爽やかな秋の旅になりました。



10月15日(土)栃木市「蔵の街」 by クロスカブ
 【経路】国道122号―(渡良瀬遊水池)ー県道9〜11号ー栃木駅
     ―巴波(うずま)川遊覧船ー(昼食)ー岡田記念館
     ーとちぎ山車会館―(武平作だんご駅前店)ー帰路


巴波(うずま)川遊覧船の船着場
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   ※計画していたバイクで行く「大江戸散歩」番外編ラスト2は栃木市「蔵の街」でした。渡良瀬遊水池まではいつもの道でしたが、県道9〜11号に入ると、関東平野の端まで来たなあという感じになります。ところで、栃木市がなぜ「蔵の街」になったのかというと、(京都の朝廷が日光東照宮に進物を送った)例幣使街道の宿場町だったこともありますが、なにより、近辺で伐採した木材などを巴波(うずま)川を起点として渡良瀬川〜利根川〜江戸川と経由し、江戸深川の木場まで運ぶ拠点として栄えたからなのだそうです。豪商が多かったわけですね。そんな町並みを船から味わえるのが「巴波川遊覧船」で、船頭さんの絶妙な語りと情緒あふれる舟歌を堪能しつつ、また、体長1mもあろうかというの「鯉太郎」君(下の写真)にも会える楽しい一時となりました。

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昼食を食べながら対岸の蔵屋敷を見る
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   ※旅行先で何を食べたのかも楽しい思い出になります。今回は、巴波川沿いのお店に入り、定食を食べてみました。定食も美味で満足しましたが、それよりも、この「蔵の街」では時間がゆっくり過ぎていくと感じました。昔、ヨーロッパ旅行の折、注文した料理がなかなかこないので(当地ではそれが当たり前なのだそうです)、せっかちな私はイライラしたことを覚えています。そして、今回、なかなかこない定食を待ちながら対岸の蔵屋敷や巴波川の流れを見ていると、こうしたゆったりとした時間の流れがやはり当たり前のことなのではないかと思われたのです。慌てることはありません。


岡田記念館の「翁島」(別邸)
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   ※栃木市では江戸時代の「代官屋敷」跡が見学できます。「畠山陣屋」だったという往時の雰囲気を偲ばせるとともに、明治・大正に至る歴史的遺物もガラス越しにではなく間近に見ることができます。また、明治時代の当主が大正時代に完成させた別荘が写真の「翁島」です。金持ちの道楽爺さんが贅と粋を尽くして作った隠居場所という趣なのですが、ガイドさんの懇切丁寧な説明を聞いていると、なるほど、そこには当時の職人たちの技術の粋が結晶しているのです。すなわち、道楽爺さんが、こうしたところに積極的に金を使って、日本の工芸技術の維持・発展にも寄与しているのです。なるほど、そういう面もあるわけですよね。


歴史を感じさせる蔵屋敷
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   ※「蔵の街大通り」を栃木駅に向かう途中にはいわゆる「蔵造り」の建物が点在します。川越もそうですが、こうした歴史的建造物を作り上げた人々のことを想像するのは、なかなか興味深いことです。また、ここには、「とちぎ山車会館」という建物があり、「とちぎ秋まつり」で使われる本物の「江戸型山車」3台が見られます。ただし、まつり自体は明治以降の「神武祭典」を機とするようで、江戸時代に作られたのは「静御前」の山車であり、(明治天皇にそっくりな)「神武天皇」や(日本帝国主義のプロパガンダで活躍した)「桃太郎」の山車は明治時代のもののようです。ただ、面白かったのは、本物は見られなかったのですが、そんな中に『三国志』の劉備や関羽や張飛の山車があることです。とちぎの豪商(町衆)たちのフレキシビリティに拍手!です。お土産は、武平作だんご20本としました。





10月21日(金)榛名山ー天神峠 by クロスカブ
 【経路】国道17号―(上武道路)ー県道33号ー榛名湖←→榛名山
     ー榛名神社→榛名湖ー県道33号―国道17号


ここでは原付なのが「誇らしい」(?)
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  ※今回、なぜ榛名山ー天神峠を選んだのかといえば、1st兄貴に何か面白いアニメはないかと聞くと『頭文字(イニシャル)D』というのがあるということなので、早速、見てみました。そして、そのアニメの舞台「秋名」が「榛名」のことだというので、それまで榛名山に登ったことがなかったこともあり、行ってみようということになったのです。今回のアプローチ=「上武道路」は、単調ではありましたが、利根川をまたぎ赤城山に向かって走る、なかなか気持ちのいい道でした。伊香保温泉を過ぎて榛名湖畔に着くと、紅葉には少し早く平日でもあるということで、人影は多くはありませんでしたが、それでも、立派な車や中型・大型のバイクが結構来ていました。でも、「君らは高速できたんだろう。私は一般道路だもんね。」などと逆に「誇らしく」(?)も思うのでした。


榛名山山頂(1449 m)の紅葉と高崎方面の眺望
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  ※榛名富士にはロープウェイもありますが、30分ほどだというので、歩いて登ることにしました。夏に痛めた足は大丈夫のようで、無事に登頂できました。頂上からの展望はまずまずでしたが、榛名湖方面の眺望がロープウェイで邪魔され、少し残念でした。



天神峠からの裏榛名(県道28号)
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  ※10月には、1st兄貴に『イニシャルD』を、2nd兄貴からは『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』という日台共同制作の人形劇を推薦され、前者は1stステージから5thステージまで、後者はエピソード1〜13までを見ました。『Thunderbolt Fantasy 』は革新的な映像と内容、そして、T.M.Revolutionの主題歌で楽しませてもらいました。続編が楽しみです。ところで、しげの秀一作の『イニシャルD』の方ですが、峠の走り屋たちを主人公にしたアニメで、私はとりわけ1stステージと3rdステージが面白く感じました。「走り屋」父子だと『巨人の星』とは違ってこうなるのかとか、オヨ!、主人公のガールフレンドは援交女子高生かとか、大変興味深く見ました。ただ、4thステージ以降は、その勝利を、「オブラートに包みながら」も、早期教育の天才と(群馬大医学部の学生らしい)頭脳明晰な理論家リーダーの活躍として礼賛するといった、マンネリ化した内容とも感じられました。まあ、時代劇主流も、その〈活躍〉は、結局、身分と血筋・家柄に基づいているわけで、同じようなものですかね(でも、時代劇には、机龍之介や、座頭市や、木枯らし紋次郎や、拝一刀もいる!)。ただ、1st兄貴によると、この作品の魅力はレースシーンの映像的進化と背後に流れる「ユーロビート」という音楽にあるのだそうで、私は全く気づかなかったこともあって、そういうものかと改めて考えさせられました。ところで、天神峠に関わる県道33号と28号は以前走ったことがある道だったようです。もちろん、私はバイクで攻めたりはしませんでした(笑)。



紅葉には少し早い榛名湖と榛名富士
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  ※でも、榛名湖と榛名富士の組み合わせはやはり美しいですよね。四季折々の美しさがあることでしょう。また、この湖が、あの「湖畔の宿」の舞台だったとは知りませんでした。その後、榛名神社まで往復した後、榛名湖を半周し、伊香保温泉で温泉饅頭を買い、高崎経由の国道17号で帰路につきました。ちょっと疲れました。

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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2016年11月現在満10歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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