やはり〈人格〉は大切だ!― 晴耕雨ブログ2017年6月

 沖縄の自然を破壊し、軍事基地を建設することに道理はない
     ―――沖縄「慰霊の日」に考えたこと



  
「私たちも諦めない」
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   ※サロさんはもとより、身近な家族や知人・友人と「日常生活」を送っていると、月日の流れは本当に早く感じる。もう6月も終わりなのだ。今月も、サロさんと散歩をし(―――一番長い時間付き合ってるよな!)、畑仕事に精を出し(―――キャベツやなす、きゅうり、大根、ピーマン、トマト、玉ねぎなどの新鮮な野菜たちが食卓を賑わせてくれている)、元の職場の同僚と蕎麦を食べながらデカルトを論じ、下手ながら卓球で初めて賞をとり(―――10位だったw)、そして、来月は合唱サークルに入ることにした。しかし、どうしても気分が晴れない。明るい話題は、将棋の中学生プロ棋士、藤井聡太四段の29連勝ぐらいしかない。藤井四段の人気の理由は、その強さだけではなく、その「人柄」(人格)にあると思うのだが、それとは正反対な政治家や「似非エリート」たちの行状に我慢がならないからだ。ということで、雨の日の今日は、沖縄に関連して幾つか考えたことを書き記しておきたい。



   那覇の公設市場のおばさんに「オスプレイ、反対してよ!」と言われてから5年が経つ。そして、今、沖縄の人々の意志と願いを踏みにじりながら、高江で、辺野古で、アベ自公政権による強権的な建設工事が強行されている。まさしく、「民主主義」と「地方自治」を否定する暴挙に他ならない。そんな中、6月18日、私は、無念さを感じながらも、「第8期沖縄意見広告運動関東報告集会」(東京・星陵会館)に行ってきた。
  集会は、上原公子元国立市長の司会で、安次富浩氏の「現地報告」や恵泉女学園大学・李泳采(イ・ヨンチェ)氏による特別講演「東アジアの平和を!韓国・文在寅(ムン・ジェイン)政権の誕生を受けて」や伊波洋一参議院議員による発言などがあった。全体としての印象は、困難な状況に在りながらも、粘り強く非暴力抵抗運動を続けている沖縄の人々の姿や本土におけるアベ自公政権の暴挙に対する批判の深まりそして沖縄意見広告運動への参加者の急増など、意見広告通り、「沖縄は屈しない 私たちも諦めない」との思いを強くするものだった。また、李泳采氏の講演は、朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾から文在寅大統領の誕生に至る韓国民衆の巨大な「非暴力直接行動」を紹介するとともに、沖縄の基地問題が朝鮮半島を始めとする東アジア全体の動きに関連したものであることを再認識させてくれるものだった。アベ自公政権のなりふり構わぬ底の浅い対米従属的な安保政策が、沖縄県民への差別的な基地負担の押し付けはもちろん、東アジア全体における戦争のリスクを高めているといってよいのだ。


   ところで、6月23日は、沖縄「慰霊の日」だった。私も摩文仁にある平和祈念公園を訪れたことがあったが、「平和の礎」に刻まれた戦没者名の多さに圧倒されたことを憶えている。今年の式典については、翌24日、様々に報道されたが、その中でとりわけ目を引いたのが、以下2枚の写真である。

この人の〈人格〉とは・・・
翁長とアベ
(朝日新聞DIGITAL、6/24)


沖縄の目
慰霊の日のアベ
(中日新聞WEB、6/24)


   沖縄での軍事基地建設を強権的に遂行しながらこの日の式典に参加したアベ首相。しかし、これらの写真によって、彼の〈人格〉とその〈歪み〉が、沖縄の人々の〈道理〉と〈人格〉との対比において、見事に写し出されていると言って良い。アベは我が国の総理大臣なのであるが、そのことに、日本本土の「一般ピープル」たる私も、痛恨の痛みを感じざるを得ない。舌の根も乾かぬうちに、息を吸うように嘘をつき、それを見え透いた手口でごまかし居直ろうとする不誠実さ、子供を引き合いに出すのが憚られるほどの短慮・軽薄、そして、身勝手・横暴・無神経・・・この人の「人格」はほとんど崩壊していると言って良いのではないだろうか。
      
   さて、「人格」という言葉を用いたが、私は、恥ずかしながら、母親から「◯◯だから✖️✖️だとか、◯◯なのに✖️✖️だとか、そんな風に言われるような恥ずかしい人間になってはいけませんよ」と言われながら育っている。もちろん、反発もしただろうし、また実際には、恥ずかしい思いもたくさんしているのだが、なぜかそれなりに、「羞恥心」とか「廉恥心」とかを持つように育てられてしまったと言える。もちろん、そうした「恥ずかしさ」は他律的なものでしかないともいえるが、それが自律性を獲得した時には、まさしく、「人格」(の理想像)と重なり合う性格を持っていたのだと思う。また、そうした「人格」概念は、戦後日本の教育目的とも深い関係を持っていた。『教育基本法』第1条の「人格の完成」だ。そして、そこには、あの「武士道」の新渡戸稲造の思想が大きく影響していたと言われている(『新渡戸稲造論集』を参照)。人としての「誠」、「真心」、その相互的尊重等々。要するに、人間にとって一番大切なのは「人格」であり、また、「位あるがために尊からず」で、その「人格」は、貧富、学歴、家柄、性別、職業等々で判断できることではないというわけなのだ。そして、こうしたことは我々の「日常生活」においても十分に納得しうることだろう。

   それにしても、「類は友を呼ぶ」というけれど、本家本元のアベや昭恵夫人はもちろろんのこと、彼の「取り巻き」の凄まじさは言葉を失うほどだ。ちょっとあげてみると、口利きの甘利、金銭トラブルの武藤、ゲス不倫の宮崎と中川、パンツの高木、学芸員がガンの山本、長靴の務台、巫女さんの大西、自己責任の今村、そして、極め付きは、ほとんど中身空っぽの稲田朋美とパワハラ・暴言・暴行の豊田真由子だ。さらに、最近の豊田議員に関連してみると、「あれ女性ですよ。女性」の麻生太郎や「男だったら。あんなのいっぱいいる。」の河村建夫とくるのだから、もう「とんでもはっぷん」の状況だ。これらのほとんどが、「二世・三世」とか「高学歴」とかを売り物にした輩だったことを我々「一般ピープル」は忘れてはならない。

   「人格」の強調には危険性もあるが、しかし、上に挙げた事例は、もうそんなことを心配するレベルのことですらないのだ。少なくとも、こうした「人格」の輩に、日本の公共的世界を代表されては叶わないのだ。
   サロさんが怒っている。もう散歩に行かなければならない。稲田や豊田については、近いうちに書きたいと思う。
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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2016年11月現在満10歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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