最近の世情について――内閣改造・米朝チキンレース

 アベの「目くらまし」に抗して―――
   「アベ友の、アベ友による、アベ友のための政治」を許さない!



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下手な「目くらまし(フラッシュ)」は
僕には通用しない‼︎緑の片目で事態を把握!


   ※この夏の読書は意外に順調だ。ただ、夏野菜が終わり秋野菜の植え付けの準備もしなければならないので、少々身体がきつい。また、米韓の合同軍事演習が始まっている。市井の私とは別の次元で、事態が進行していく。ヤバい奴らに権力が集中している。

   このところの「異常気象」は本当に深刻さを増している。同様に、昨今の世界における〈自国中心〉的ムードの蔓延にも強い危機感を感じる。個人の視野は、狭い「共同体」(家族・地域など)から次第に拡大し、より広い範囲での相互的な理解と協働へと深まっていくと期待されるのだが、現実には、相反する「直接」的な利害の「固定化」によって、国家・民族・宗派などの〈壁〉が築かれ、分断・反目・紛争へと誘導される場合も多い。もちろん、私たちの課題は、客観的な「相互依存性」に基づく「共同性」を如何に意識化し、そうした〈壁〉を破壊し、事態を緩和・調整・解決に向かわせる事ができるかだ。しかし、「矛盾」的存在たる我が人類は、トランプやアベやジョンウンらに引きずられつつ、核戦争と環境破壊という〈愚行〉を繰り返してしまうのかもしれない。

   ところで、日本の命運を左右するのは、アベ政権が現在推進している政治・経済システムをより平和的で人と環境に優しいそれに転換できるかどうかだ。より具体的には、国民の命と生活を犠牲にして「アベ友」の利益を増大させようとしている「アベノミクス」、そして、政治の私物化を推進・保障するための「独裁政治」化と「戦争国家」化(→改憲)を阻止できるかだ。ところが、森友学園問題や加計学園問題によってそうした〈アベ政治〉の化けの皮が剥がれそうになったところで、アベは、その本質を隠蔽し通そうと、いつもの手口ではあるが、内閣改造(第3次安倍・第3次改造内閣)という「目くらまし」にでた。もちろん、アベ(ーハギウダ・セコウ)・スガ・アソウといった基本線は変わらず、「仕事人内閣」という飾り言葉も虚しく響く代物ではある。しかし、そうした中でつくづく考えさせられるのが、キシダ、オノデラ、河野、野田など、自民党「非アベ派」の果たしている役割だ。彼らは、一見アベと距離をとっているような印象を与えながら、結局、国民の命と生活に対する最大の脅威に他ならない〈アベ政治〉の〈問題性〉を隠蔽することに加担しているに過ぎないと言って良いのだ。閉会中審査で「アベ友」がみんなそう証言しているからアベは白だと宣ったオノデラや目の前に次期総裁という餌をブラ下げられて舞い上がっているキシダは論外としても、河野や野田も、結局、〈アベ政治〉の本質に関わる森友学園問題や加計学園問題には〈頬被り〉を決め込み、自らのキャリアのために、〈アベ政治〉の延命に手を貸しているだけなのだ。そんな輩に国民の命と生活を守り、向上させられるわけがない。

   さて、こうした自民党に対して、蓮舫のハシゴを外した民進党は、その代表選において、「やはり」か「まさか」の?、「野党共闘」に関する議論などをやっている。それは、今後民進党が「日本ファーストの会」か「共産党・自由党・社民党」のどちらと連携するかをめぐる話らしい。だが、前述の〈アベ政治〉との対決の中にしか日本の未来はないと考える一市民の立場からすると、これは唖然とするような話なのだ。前原が小池都政を一定程度評価するというのはわかるが、国政レベルで、小池や「日本ファーストの会(若狭)」にこれまで〈市民と野党〉が求めてきたものと共通するものがあったというのだろうか。「日本ファーストの会」と〈アベ政治〉との〈違い〉を明確にしない限り、民進党自体、枝野が言う、自民党の「補完勢力」に擦り寄ることにしかならないだろう。小池の「都民ファーストの会」が都議選で圧勝したので、その真似をしたり、それと連携したりすれば「人気」が出るとでも考えているのだろうか。彼らには、細川連立政権や民主党政権がなぜ崩壊したのか、そして、前回の都知事選で民進党がなぜ惨敗したのか、といった問題に対する根本的な認識に誤りがあるのだ。また、小池の〈本性〉が「アメリカファースト」のトランプと通底し、そのことの端的な表れが(「国民ファースト」でもなく)「日本ファースト」だったとすると、これからの事態の推移もおおよそ想像し得るところだ。つまり、小池は、「イスタブリッシュメント」の政治的諸分派間の競争において、小泉のように、政治的「シンボル」(ex.「敵」)の操作には長けていたのではあるが―――その際、これまで隠されてきた「自民党」的〈利益〉政治の〈一定〉の暴露にその評価の根拠がある―――、しかし、大切なのは、強大な「イスタブリッシュメント」と中途半端な妥協をせずに、「一般ピープル」(普通の生活者)の立場に立ち続けることができるかどうかなのだ。このことは、いわゆる右とか左とかといった「イデオロギー」の問題なのではなく、より基底的な「思想性」の問題に他ならない。そうした意味においては、小池はもうそのメッキが剥がれかけているとさえいえるかもしれない。

   これに反して、本当に胸打たれるのが、トランプに対するアメリカの「民衆」と「エリート」の動きだ。これも詳しくは述べられないが、つくづく、「アメリカ精神」とか「アメリカの政治的伝統」とか「独立宣言」の思想とかの〈力〉を思い起こさせる。アメリカ〈人民〉の矜持ということだろうか。

   また、「矜持」とはいえないだろうけれど、米朝の「突っ張り合い」も相当なものだ。〈権力政治〉のお手本のような両者の応酬は、まさしく先の大戦中のそれを思わせ、そのおぞましさは信じがたいほどだ。しかし、世界最強のアメリカと「堂々と」渡り合っているという印象から、「帝国主義」国家アメリカに「恨み」を持つ国々や人々の間では結構評価が高いという話も聞いたことがある。しかし、こうした感情は,核廃絶どころか、究極的な無差別兵器である核兵器による「抑止力(報復使用)」とその「先制使用」をすら肯定する「権力政治」、そして、それを推進する国家権力保持者を正当化することに結びついてしまう。金正恩を生み出したのはアメリカだが、また、その金正恩がトランプやアベを正当化するわけだ。こうした軍事的対立と核武装化そのものを緩和し、無くしていくような具体的な方策を構想・実現できない限り、人類の未来は限りなく暗いという他はないだろう。

   ところで、米ソ冷戦の当時を思い出した時、私を最も驚かせたのは、「ABM禁止条約」、すなわち、弾道ミサイルを迎撃できるミサイルの開発・配備を禁止しようとする発想だった。なぜ、「防衛的」と思われる兵器を禁止しなければならないのか。その答えは、ABMによって「(核)抑止力」が無効にされると、力のバランスが崩れ、(どちらからにせよ)先制攻撃の可能性が高まるからといったものだった(と記憶している)。このような観点からしても、現在のSM-3だのPAC-3だのTHAADだなどと騒いでいること、さらには、「使える核兵器」などと口走っていることに、心底、疑念を持たざるを得ない。そうした対応こそが危機を増大させ、際限ない軍拡競争を引き起こし、〈その効果とは無関係に〉、軍需産業の利益だけを増大させるということになるのだと考えられる。実際、迎撃の難しいICBMや多核弾頭ミサイルに対してSM-3やPAC-3が役に立つのかについては、大きな疑義があるところだ。そんな中で、違憲の集団的自衛権の行使を認め、ミサイル防衛などの日米の軍事的一体化を推し進めるアベ政権は、危機を煽り立てることに終始し、実質的に日本国民を「守る」手立てなどは尽くしていないのだ。もともと核保有国の非核保有国に対する「二重基準(ダブルスタンダート)」にはうんざりするのだが―――基軸的な対抗関係は米中と米露のそれであって、それ以外(イスラエル・パキスタンなど)については極めて御都合主義的に対応する―――、今回の朝鮮半島情勢についても、大国のそれは、結局、軍産複合体の利益の増進や対中国あるいは対アメリカにおける戦略的優位の形成でしかないように見えるのだ。しかし、分かっていることは、大規模な軍事的衝突は膨大な犠牲を伴う非現実的な選択肢であって―――戦争が始まってしまえば、どうすることもできない―――、本来、本気で取り組まなくてはならないのは、東アジアの「非核化」と「軍縮」を可能にする具体的な諸条件の模索、東アジアにおける集団安全保障体制の樹立に向けた働きかけだろう。そうした交渉に向けて日本はどう積極的な役割を果たすことができるのか。しかし、少なくとも、アベ政権にそれを期待することはできないだろう。彼らとって、「テロ」の脅威と朝鮮半島の緊張こそ、かれらの利益実現の源泉になってしまっているからだ。情けないことだ。

   20日(日)のNHKスペシャル『戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945-1946』は面白かった! 昨日の夏の甲子園、埼玉の花咲徳春高校の優勝もすごかった。卓球で右手の中指が痛い。先日入会した次回の合唱サークルが楽しみだ。今日は、午前中、梨を買いに行った。そして、もうすぐ、コープが来る。けっこう忙しい。しかし、サロさんは腹を上にして寝ている。やれやれ・・・

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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2016年11月現在満10歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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