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第65回全日本剣道選手権大会を見て

 「一本を取りに行く」剣道が爽やかであり、
      また、そのことが「剣風」を際立たせていた!


   ※昨日は、来客があった。初めて会う人であったが、誠実で信頼できそうな人物だった。
  ところで、一昨日、私はちょっとした不注意から、左ひざの関節を負傷してしまった。そのため、現在は、サロさんとの散歩はもちろん、剣道の素振りも十分にできない状態にある。ただ、こうなると、かえって、健康の大切さや、剣道への思いも強まるというものだ。ということで、今日は、11月3日に行われた「第65回全日本剣道選手権大会」について書いておきたいと思う。

   当日は例年通りBSの放送から見始めたが、結果は、一昨年の覇者熊本の西村英久5段(28才)が、東京の内村良一7段(37才)を破り、2年ぶりの日本一となった。

   今大会の印象を幾つかあげるならば、まず、試合の内容が非常にすっきりしたものであったことだ。はじめは、最近YouTubeで「一本集」をよく見るのでそのために目が慣れてきたせいかとも考えたが、解説の栄花直輝8段の、国際大会のことも踏まえ、選手の育成方針として「一本を取りに行く」剣道が推奨されているとの話を聞いて、なるほどそうかと得心した。勝敗はもとより大事なのであろうが、積極的に「一本を取りに行く」姿に、私は清々しさとわかりやすさを感じたのだろうと思う。井上康生の柔道や村田諒太のボクシングなどもそうだが、そうした側面は「格闘技」を「観戦」する上で非常に重要なポイントになるようだ。
   
   そうした意味において、林田4段(23才)の健闘には、非常に「バランス」の良さを感じた。特別ずば抜けた身体能力を持つわけでもなさそうだが(失礼!)、攻守の駆け引きやここぞといったところでの思い切りの良い打ちなど、私のようなものにとっても、見るべきところが多くあったように思う。
   また、先行を許しながら2度にわたる逆転勝利を手にした内村7段の試合ぶりには、多くの観衆が拍手を送っていた。剣道選手としては高齢の域に達しているようだが、彼の「勝利」への〈執念〉と言ったものがひしひしと伝わってくる内容だった。
   また、西村5段については、そのスピードと力強さは群を抜いているように感じられた。つまり、その身体能力の高さは、対戦相手にとって、守りにおいては「近く」、攻撃においては「遠く」感じさせる「間合い」を生み出していたのではないだろうか。対戦相手を圧倒する「雄々しさ」はそこに起因するように感じられた。

   最後に、今回の剣道選手権大会においては、「剣風」とでも言うのだろうか、それぞれの選手の個性が強く感じられる内容になっていたと思う。「私は、◯◯選手の剣道が好きだ」という表現があるが、今回の大会は、勝敗とは別に、積極的に「一本を取りに行く」過程において、そうしたところに目を向けることのできる好試合が多かったのだと思う。もちろん、そのことは、私にとって「理想的」な剣道とは何かと言う問にもつながる。こういう視点から、来年の大会も大いに期待したいと思う。


   
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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2018年11月現在満12歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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