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剣道・達人の教え(3)―――「手足ばらばら」

  我飼い主は、今日、散歩の時、久しぶりに僕と一緒にダッシュしたよ。やっと、腰の調子も落ち着いてきたみたいだね。仕事の方も一段落付きそうなので、そろそろ、剣道を再開しそうだぞ。でも、まだまだ心配だな。 

  我師匠は、ある時、「結局、如何に力がぬけるかがポイントですね」と言ったことがあった。「脱力」である。しかし、それは、けっして、打ちの弱さを意味するのではない。問題は、脱力と強い打ちがどうすれば両立できるのかということにほかならない。
  以前、私は、「剣道・達人の教え(1)―――力はいらないんですよ」で、自分の体と竹刀を如何にスムーズにバランスよく使うのかという点に触れたが、そのことについて、体の各部位や体の動きの諸過程を区分けして論じるとすれば、私の簡単なメモ書きだけでも、数十項目にも及ぶことになるだろう。そこで、今回は、まず始めとして、「手と足の連動」について簡単に確認しておくことにしたい。
  
  基本打ちの練習を始めて、まず、師匠に指摘されたのは、「肩に力が入っている」だった。しかし、私は体型的に「いかり肩」の方なので、「これは生まれつきで、決して、力を入れているわけじゃないんですよ。」と内心では思っていた。ところが、これも後で気がついたのだが、自分では力を入れていないつもりでも、実は、やはり、腕の重みを肩の筋肉で支えていたのであった。これでは、「脱力」とはいえず、自然ですばやい反応は出来ない道理であったのだ。
  次に指摘されたのが、「手足ばらばら」である。これも、最初は何のことなのか要領を得なかったのだが、稽古の過程で理解できるようになったのは次のようなことだった。つまり、それは、単に、右足で「バン」と強く踏み込みながら打てということではない―――それは中高年の私にとっては非常につらく、危険なことでもあった。そうではなく、師匠が言いたかったのは、その踏み込む「力」をうまく竹刀に乗っけろということらしいのである。師匠によると、この踏み込む「力」というのは、軽そうに見える場合でも、数百キログラム(4、500kg?)にも及ぶのだそうで、その力を身体全体をうまく連動させて伝えてやれば、とてつもなく強い打ちとなるというわけだ。こうして、脱力と強い打ちが両立できるということになるのである。それでは、どうやって身体全体を「連動」させるのか、それが問題であるが、その「教え」については、又、別の機会にということにしたいと思う。
  さて、次回は、その前に、八段の先生同士の稽古の様子をじっくり見学させてもらった経験から、「脱力」とスピードとの関連について、感想を記す予定です。  
  それにしても、我教士・八段の話は説得力があったなあ!

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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2018年11月現在満12歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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