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H・アーレントとCDデッキ修理と『逆転裁判123』

 サロさんと散歩もできない辛さ
  ―――”当たり前”の日常生活の大切さを噛みしめる



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サーヴァントさん、どうしたの



   ※左足を痛めてから10日間が経った。昨日も病院へ行ったが、だいぶ良くなったのでサロさんと散歩していいかと聞くと、もう1週間はおとなしくしていろと言われてしまった。また、左手指の腱鞘炎で超痛い注射を射ってもらっているのだが、サロさんに引張られているせいではないかとも言われてしまった(あり得る――苦笑)。

   ただ、日頃はあまり意識しない家族のありがたさに胸がキュンとくることもあった。昨夜も、もう1週間はダメだと話すと、あっという間に、サロさんの「散歩当番」を決めてくれた。1回1時間前後にも及ぶわけだから、さぞかし大変だろうと思う。サロさんは本当に幸せ者だ。私は自責の念を感じながら、ただただ、みんなに感謝している。1日も早く回復して、今後は、事故らないように、気をつけたいと思う。

   ところで、この10日間、ほとんど外へ出なかったわけだが、何をやっていたのかと振り返ると、ハンナ・アーレントの本を読み、CDデッキを修理し、そして、「1st兄貴」が貸してくれた『逆転裁判123』をやっていたということになる。

   まず、アーレントの本についていうと、暗い気持ちで読んだという他はない。以前このブログでも、『全体主義の起源』や『イェルサレムのアイヒマン』そして映画『ハンナ・アーレント』などについて書いたことがあったが、今の日本の状況を考えると、その感は一層強くならざるを得ない。今回読んだ本についてはまた後で書くことができればと思うが、「反中・嫌韓・日本すごい」といったネット上や本屋の平積みの有様を見ると、どうしてもナチの「反ユダヤ主義」と重なってしまい、危機感が募ってくるのだ。「愛国主義」とは到底言えない「対米従属」ー「日本売り」の買弁的アベ政権、そして、「没落」しつつある中・下層の「抑圧移譲」(?)・・・楽観はできないというべきだろう。しかし、結局は、日本の「一般ピープル」の知性と道義心と矜持に期待するほかはないと思うのだ。

   また、先週は年代物のCDデッキを復活させたり、小型アンプとPCを接続させて、久しぶりに長時間、音楽を聴いた。実は、今春、20年以上使っていたビクターのアンプAX-Z911とPHILIPSのCDデッキLHH200RXが故障してしまい、電気屋さんに修理を依頼していたのだが、もう部品がないと断られてしまった。ところが、代わりに使っていた、ビクターのCDデッキXL-Z621も壊れ、自分の部屋では満足に音楽が聴けない状態になっていたのだ。そんなわけで、足を負傷したのをきっかけに、XL-Z621は諦めることにしたもの、LHH200RXは分解して調べてみることにした。故障はトレイが動かなくなったことだったのだが、結果、原因は突き止められなかったとはいえ、〈手動〉でスムーズにトレイを開閉できるようになったのだ。再生には問題は全くない。また、小型アンプの旧型入力端子とPCのイヤホンジャックをこれまた旧型の接続コードでつなげることができたので、特別なPC用のスピーカーを買わなくても、十分良質な音楽の再生が可能になった―――もっともこれは以前にもテレビ音源で同じようなことをやっていたのだが。私は、物への依存傾向が強いのか、車やバイクはもちろん、慣れ親しんだ衣服や道具などもなかなか手放すことができない。しかし、まあ、最期まで使ってやることも悪いことではないだろう。私にもう少し知識と技術があれば、アンプも直すのだが。でも、アンプは危険だよな。

   最後に、もっとも時間をかけたのが、『逆転裁判123』だ。今年の1月に1はクリアしたのだが、やりながらブツブツ言うので機械を取り上げられてしまっていたのだ。ただ、今回は、「姉貴」や「2nd兄貴」や「1st兄貴」の「示唆」を仰ぎながらやったので、特別大きな声を上げることもなく終了することができた(苦笑)。キャラの設定やテキスト(科白)、ストーリーの面白さなどは、やはりなかなかなものだと感じた。また、興味深かったのは、ゲームへのアプローチや考え方が、4人ともはっきりと違っていることだった。「1st兄貴」は、私に他者の話をよく聞くようお説教してくれたが、クリアしてからも同じゲームを何度も繰り返してストーリーを味読しているようだった。「2nd兄貴」は、「1st兄貴」によればゲームを作る力もあるとのことだが、「そういう視点」からすると『逆転裁判123』は易しい方なのだそうだ。また、「姉貴」は〈眼前〉の課題、すなわち、「証拠」を「突きつける」〈矛盾〉を内包するテキストを読み取る力に優れているらしい。私は、ストーリーを自分なりに推理して、自分の「思い込み」から、展開の「不自然さ」や「無理」を強く意識する傾向が強いようだ。まあ、私にとって一番大変だったのは、「裁判編」ではなく「探偵編」だった。テキストの中には必ずヒントが隠されているそうなのだが、その点、私には根気と注意力が失われつつあるのだろう。まあ、ゲームといっても、バカにできないことは知ることができた。しかし、ああ、疲れた!これからは、自由に本を読むことにしたい。


  
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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2018年11月現在満12歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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