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桜満開・九州6県4日間(2)〜長崎から熊本・高千穂

  「姉貴」の大浦天主堂・出島・高千穂神楽!
        いい写真はもっとあるのだけれど・・・



   ※旅行には各人それぞれの思いがあるものだ。この旅行の立案者である「姉貴」にとっては、この長崎から高千穂への道程がメインのルートであったようだ。知り合いからは「浮き世離れしている」との評価が確定している「仙人」志向の「姉貴」なのであるが、旅行での様子を改めて見ていると、確かに「変」かもしれない。しかし、そこが面白いところなんですよね。


         【2日目】長崎〜高千穂

宿(⥨大浦天主堂)…出島和蘭商館跡―🚋―平和公園…浦上天主堂―🚋―JR長崎駅―🚆特急かもめ―JR諫早駅―🚞島原鉄道(👀雲仙普賢岳)―島原外港―🚢九商フェリー(有明海)―熊本港―🚍シャトルバス―熊本駅―🚗レンタカー(👀阿蘇山麓)―高千穂の宿―🚗―高千穂神楽(高千穂神社)―🚗―高千穂温泉(♨️)―🚗―宿

薄明の大浦天主堂
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   ※「奥さん」はまだぐっすり眠っている。そんな春眠覚めやらぬ夜明け前、「姉貴」が行動を起こす。私も、膝に不安があったが、行動を共にする。出島南西端からレザノフが上陸した梅香崎ロシア仮館跡、そして、月明かりのオランダ坂を登り、現存する日本で最古のキリスト教会、大浦天主堂に着く。すぐ横に、文明堂総本店があって、なぜか納得してしまった。その後、グラバー園の入り口から孔子廟、そして、みさき道を下り、唐人屋敷跡や「中華街」を経由して宿に帰る。「奥さん」はもう朝食をとっていた。Mさんも朝の散歩が好きだが、これはもう「朝の散歩」とはとても言える代物ではなかった(笑)。


出島の表門橋―オランダ商館跡に入る
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   ※「姉貴」は近世日本に興味があるので来たかったのだろう。おかげで、以前長崎に来た時には「ミニ出島」しかなかったわけだが、2000年に復元されたこの施設を見るチャンスを得ることができた。建物や展示物は大変充実しており、また、ボランティアのガイドさんもいるので―――「姉貴」に話しかけてきてくれた―――、もう一度ゆっくり資料を見学したり、話を聞きたいと思ったほどだ。「ここは日本の中の異国だった」というキャッチフレーズがあったが、もし私が高校生だったならば、間違いなく外国に留学したくなったに違いない。私の好奇心と冒険心を十分刺激する内容だった。


展示物は本当に興味深い
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   ※私は、まず、帆船を見て心が躍ってしまった。また、エレキテルの実験装置やこの写真にも見える顕微鏡や補聴器そして種痘の牛の化石―――テレビでも見たことがある―――など、興味深い資料がたくさん展示されていた。とりわけ、出島跡から発掘された遺物は非常に生々しく感じられた。西洋文明と接触した当時の日本人がどのように感じたのか。幕末の蘭学者たちの好奇心の有様も想像できる気がした。そして、時代劇によく出てくる悪徳長崎奉行や抜け荷の話など、これからは以前よりもずっと面白く見られそうだ。


平和公園・平和祈念像前で
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   ※福島出身で原発大反対の「奥さん」には、平和公園と浦上天主堂を!資料館は時間の都合上割愛したが、「姉貴」のためには残念なことだったと思う。しかし、若い人には次の機会がある。平和祈念像の前では、外国人がそのポーズを真似て記念写真を撮っている姿を多く見ることができた。「右手は原爆を示し左は平和を 顔は戦争犠牲者の冥福を祈る」―――彼らのポーズは、国籍・民族を超えた、平和への祈りを伝えているように私には思われた。改めて犠牲者へ哀悼の意を表し、後継世代の平和な生活を祈った。


頭部を欠いた石像ー浦上天主堂で
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   ※原爆によって、浦上カトリック信徒12000人のうち約8500人が命を奪われたと言う。浦上天主堂は現在美しく再建されているが、この写真のように破壊された像も残されている。また、聖堂入り口には「悲しみの聖母」像が、そして、聖堂内には、瓦礫の中から奇跡的に発見されたという「被爆マリア」像がある。私はカトリック信徒ではないが、敬虔なキリスト教信者を含め、多数の人々を無差別に殺害した戦争指導者に対して、改めて怒りを感じざるを得なかった。


有明海           雲仙普賢岳
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   ※この旅行の移動で最も旅らしい雰囲気を味わえたのは、諫早駅から乗ったローカル線・島原鉄道と有明海を熊本側に渡った九商フェリーということになるだろう。島原鉄道では、地図を見ながら、諫早湾から島原湾へと移り変わっていく景色をのんびりと眺め、とりとめのない話をして過ごした。島原港からの雲仙普賢岳は想像以上に近かった。あの大噴火の時に、地元の人はさぞ恐ろしかったことだろう。それにしても、有明海とはこのような海だったのか。向こう岸がよく見えなかったので予想より広く感じたが、昔の人にとっては、もちろん立派な海だったに違いない。


かもめと遊ぶ
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   ※フェリーの上では、カモメたちと遊んだ。「姉貴」達が小さかった頃、松島の遊覧船でカモメたちに餌をやった記憶がある。しかし、有明海のカモメたちのスキルは、それを大きく超えているようだ。餌として「かっぱえびせん」が売られているのだが、有明海のカモメたちは投げたものを器用に受け止めるだけではなく、指先でつまんでいるえびせんを、船と等速飛行しながらタイミング良く、くわえて持っていくのだ!あと、面白かったのは、動画にも残っているが、「姉貴」が、自分〜カモメ〜自分〜自分〜〜カモメと、自分の方がたくさん食べていたらしいことだ(W)。


熊本駅前のおてもやん
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   ※熊本地震から2年が経過している。熊本城は復旧工事中で立ち寄らなかったが、通過する一般旅行者には被害の様子はあまり気づくことはできなかった。さて、私はゆるキャラの中では「くまモン」が好きなのだが、駅前には「おてもやん」の像もあった。そして、気がついたのは私が「おてもやん」をちゃんと歌えることだった。どこで覚えたのだろう。不思議に思う。熊本駅からはレンタカーを借りた。運転は主に「姉貴」が担当する。それにしても、助手席で目を瞑ることできる今に感動する。世代交代の時なのだ。


地震による崩壊跡なのか
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   ※阿蘇山麓の一般道を走っていくと、道路のそこかしこに震災の影響が感じられるようになる。この地形も地震による崩壊なのかもしれない。崖崩れや土石流、大規模地震に大津波、自然災害のエネルギーの巨大さは想像を超える。そんな中、付随して起こる人災の面をどれだけ減らせるのか。埼玉に住む私たちにも問われている。


高千穂の夜神楽(岩戸神楽)
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   ※「姉貴」は『古事記』にも興味があるようで、いろいろな文献を読んでいる。そして、この宮崎県・高千穂も「天岩戸」神話で有名な地というわけだ。確かに奥深く、まさしく、それらしい雰囲気にあふれている。高千穂では、毎晩、高千穂神社の神楽殿で「夜神楽」が「奉納」されている。秋の実りへの感謝と翌年の豊饒を祈願するために毎年11月の中旬から翌年の12月にかけて各村々で行われる33番の夜神楽の中の4番が見られるわけだ。この夜も、外国人を含めた100名を超える人々が詰め掛けていた。非常に和やかな中で演じられる神々の舞と音楽は、多神教的世界の良さを感じさせてくれる。また、最後の「御神躰の舞」は、昔の祭りの夜の様子をうかがわせるものだが、まあ、大猟や豊作と同じく、子宝に恵まれることが本当に幸せに感じられる「世の中」は正常と言って良いのだろうと思う。それに比べて、結婚や子育てに不安が語られる現代日本の方が幸せとは限らないというわけだ。この神楽は地元の人たちによって演じられているが、豪快な「戸取の舞」を演じた人が、その後、汗だくで太鼓を叩いている姿は、感動的でもあった。



夜神楽を終えて、高千穂神社の篝火の前で
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   ※宿で夕食をとり、夜神楽を見終わると9時を過ぎていた。しかし、「姉貴」の行動は止まらない。温泉好きの「奥さん」のために高千穂温泉に向かうのだ。しかし、10時に温泉を上がって、見上げた月は美しかった。

             
次回に続く


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プロフィール

SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2018年11月現在満12歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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