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ニュース雑感 2019年7月―――れいわ新選組・イラン危機・日韓貿易戦争・ジャニー喜多川

  アベの「威圧と忖度」の政治は国際社会で通用するか?
 
   ※昨日は、小雨の中、午前と午後、3時間ずつ昼寝してしまった。起きているときは、サロさんとの散歩の他は、ワールドニュースを見たり、江戸時代について勉強したり、フランス語を聞いたりしていた。今日は、はつか大根の種を蒔く予定だ。それから、『ピタゴラスイッチ』が見たい。人間と全ての生き物には「遊び心」があると思う。そんな「遊び心」にスイッチを入れて歩くと、サロさんとの散歩も心が弾む。おっ、サロさんがきた。まずは、散歩に行ってこよう。

散歩に行ったら、カブトムシさんがついてきた
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これはフェイクではない!


   さて、政権選択の選挙とは言えないにせよ、参院選は盛り上がっていると言えるのだろうか?!私自身は、アベと三原じゅん子の政見放送を見て、心底「キモい!」と感じ、「隠蔽・改ざん・捏造された数字を都合がよく並べて・・・」と書き始めたのだが、アホらしくなって止めてしまった。もし、興味があれば、『日刊ゲンダイDIGITAL』の「ファクトチェック」でもご覧いただきたい。それにしても、あのお二人、何か追い詰められた”歪み”を感じるよな。

   参院選といえば、山本太郎の「れいわ新選組」はどうなるのだろう。私が感じる限りにおいて、日本のマスコミの彼らの取り上げ方は、日本新党や維新の会そしてアメリカのサンダースやイギリスのコービンなどと比較しても極端に少ないように思われるのだが、どうなのだろうか。日本のマスコミ主流はすっかり新自由主義やグローバリズムに取り込まれてしまったのかも知れない。「れいわ新選組」の主張は、これも私なりの受け止め方なのだが、より「古典」的な「福祉国家」路線を復興させようとするもののように思われる。「応能負担」の原則に基づく累進課税の強化や「生存権」保障のためのより積極的な財政支出などは、その鍵となるものだ。それは、21世紀版の「ケインズ革命」と言っても良いのではないか。そもそもアベ政権は極端な金融緩和政策によって生み出されたジャブジャブのマネーを巨大企業と富裕層のために使ったわけだが、マネー(管理通貨)を有効に使おうというのなら、経済システム(財やサービスの生産・分配・流通・消費)を国民の人間らしい生活を支えるのに適合的に働かせる媒介物として使えば良いのだ。もちろん、インフレなど、貯め込まれたマネーへの悪影響も考えられるが、国民経済の基底的な”生産力”(自然、技術、労働力etc)さえ打撃を受けていなければ、対応はいくらでも可能であって、これから予想される新自由主義下での「格差拡大」や「不況」よりははるかにマシなもののように思われる。なにしろ、一部の者が特権的に優遇され、しかも、「一般ピープル」から無遠慮にボッタクルことが許されるようなシステムは変えねばならないのだ。

   また、一層緊張感を増しているのが「イラン危機」だ。アメリカは対イランの「有志連合」に参加するよう日本政府に求めてきたというが、戦争法の危険性(=違憲の”集団的自衛権”の容認)がいよいよ身近に迫ってきたと言っていいだろう。それは放火魔がその火にさらに油を注ごうとする目論見のようにも見えるが、その油を自衛隊に給油させようというのだろう。大体、タンカーを守らなければならないなどといった状況を作り出したのは誰なのだ。オバマらによって締結され、IAEAの査察官によって遵守されていることが確認されていた「核合意」を”復活”させさえすれば、明日にでも危機は収束するのだ。信じられないことだ。

   日韓関係についても、動きが急になっている。WTOだけではなく国連安保理にも話が持ち込まれた。しかし、戦略物資が北朝鮮に流れ、安全保障が脅かされているというのなら、そのことをもっと大きな声で徹底的に究明し、「規制の強化(ホワイト国からの除外)」などではなく、「禁輸」にしなければならないのではないか。韓国側は今回の日本側の措置が「徴用工問題」への”制裁”だとしているが、事が起こる前の日本側の論調からみても、それは十分あり得ることだ。実際、「歴史」問題でグダグダ言っていると、日本はその〈技術〉的優位に基づいて韓国経済に壊滅的な打撃を与えることもできるんだよ、と言っていたのではなかったのか。つまり、アベ友政権は、国内政治で成功を納めていると思われ、さらに、アメリカに対しては自らそれに従っているところの、「威圧と忖度」の関係を韓国にも適用しようとしたということではないのか。しかし、韓国は日本ではなかった。そして、この措置が今後の日本の産業・貿易・安全保障に与えるだろう悪影響は計り知れないものになると思われる。このままでは、両国間に”安定”した国際的分業(ー貿易)体制が形成されることはありえないからだ。
   いうまでもなく、この問題の根っ子には、「従軍慰安婦」問題や「徴用工」問題など、韓国民衆に非人道的な犠牲を強いた岸信介ら戦争指導者たちの悪行を〈無かったこと〉にしようとするアベ友勢力に対する韓国民衆の反感があると言って良い。文在寅がそれを選挙目当てに利用しているとの話もあるが、どちらにしても、韓国民衆の「反日」感情が払拭されない限り、問題の根本的解決にはなるまい。しかし、この歴史認識問題こそアベ友勢力にとって何事にも代え難い重みがあるらしいのだ(要するに、韓国人には謝りたくないのだろう。なぜなら、彼らは、アメリカによって、対ソ戦略上、戦前の行状を〈無かったこと〉にして?許された戦争指導者たちの末裔だからだ)。そこがドイツとの決定的な違いと言って良い。
   また、(今回の韓国大法院による元徴用工への賠償を三菱重工などの日本企業に命じた判決に直接関係する)「日韓請求権協定」(請求権の放棄)の問題は、青木理がしばしば言及する2007年の最高裁判決にも見られるように、より根本的には、救済されていない「元徴用工」の問題をどう解決するかなのだ。昨日もBBCを見ていたら、墜落事故を起こしたアメリカのボーイング737MAXの被害者家族に対して、ボーイング社の弁護士が、水俣のチッソによる「見舞金契約」のように、今後の請求権を放棄させた上で「賠償」契約を結ばせていたということが批判的に報じられていた。問題は、時の権力者が「勝手」に結んだり、あるいは、「一方的に不利な」状況下で結ばされた「契約」に縛られることなのではなく、被害を受けた人々の「生活」を実質的に保障することであり、そして、そのことによって、その「名誉」を回復することなのだ。具体的手はずは両国政府の協議によって決めれば良い。アメリカ(レーガンだったか?)だって、法的な必要性がなくても、戦時強制収容所に収容された日系人に個別補償をしたではないか。まして、トランプに言われるままに巨額の税金を兵器購入に支出して軍需産業を儲けさせるくらいなら、戦争犠牲者たちにきちんと謝罪し、経済的にもしっかりと保障して、日本における「歴史修正主義」的な動きの中で再び強まってしまった「反日」感情を払拭すべく努力すべきだろう。しかし、アベ友勢力は、ヒットラーとお友達だった戦前の日本の戦争指導者たちを真っ当に批判することもできず、ナチスに学べとか言っている有様なのだ。日韓関係のねじれはここに起因すると言って良い。  

   最後は、ジャニー喜多川についてだ。私自身が「ジャニーズ系」とは似ても似つかないこともあってほとんど興味がなかったが、彼を戦後日本の「平和」を愛でる存在だったかのような最近の報道で認識を新たにしたところだ。アイドルを卒業してもそれなりの仕事をしている「YOU」たちの背景もそこにあったのかもしれない。しかし、未成年者に対する性的虐待問題はどうなったのだ。マイケル・ジャクソンもそうだったが、もしそれが本当なら、手放しの礼賛はまずいだろう。 さて、種まきに行くか。

  
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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2019年11月現在満13歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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