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剣道・達人の教え(5)―――胴打ち

  我<しもべ>たる飼い主は、この週末は余裕で、今日なんかは、朝いつものように僕と一時間ほどの散歩をしたあと、昼まで寝ていたんだよ。それにはもうひとつ訳があって、どうやら、先日、久しぶりに剣道をやって疲れてもいるようなんだよね。でも、飼い主は、「ねえ、サロさん。剣道をやっている人たちの表情は本当にいいねえ」なんて言ってましたよ。ふーん

  先日、素振りだけでは物足りなくなって、実際の稽古に行ってきました。二、三百名は参加していたでしょうか。そこで、師匠をはじめ、依然から顔見知りのAさんやKさん、そしてTさんたちと久しぶりに話すことが出来ましたが、その時感じたのは、剣道に真剣に取り組んでいる方々の表情は、なんとも、穏やかで、さわやかで、いいものだということでした。私はといえば、このところ精神的に怒りを感じたりすることも多く、自分の表情にはまったく自信がありませんでしたので、ああした表情になれればいいな、とつくづく感じたものです。

  ところで、今回は、言葉は交わしたとはいうものの、実際に師匠と稽古をすることは出来ませんでした。私の目はかなリ衰えていて、面をつけるために眼鏡を外してしまうと、前垂れの名前すらはっきりと確認できないのです。まあ、稽古もちゃんと出来ていないので、それはそれでよかったのかとも思っているのですが。
  さて、稽古に参加して改めて思ったことは、師匠の『胴打ち』のことです。私が言うのもなんなのですが、師匠の『胴打ち』は天下一品だと思うのです。実際の試合で見た、二本の胴打ちも、しっかり体が裁かれており、打ちにしまりがあって、見るものに『おお』と声を出させる見事さがありました。
  私のように、中年から剣道をはじめたものは、第一、胴打ちをきちんと練習したことなどなかったわけで、胴打ちの何たるかをほとんど理解していなかったといってもいいくらいなのです。とりわけ、私には、〔あまり上手ではない?)抜き胴の印象が強かったので、胴といえば、どちらかというと、<引いて切る>、といったイメージが強かったのだと思います。そうした中、師匠に教わったのは、胴も、面や小手と同じように、『打つ』のだということでした。これは基本中の基本で、そのポイントは、打った瞬間の左手の位置―――勿論、まっすぐ中心にある―――にあったわけです。
  さらに、もう一つ印象に残っているのは、その打ちの強さのことです。師匠の先生の胴打ちは、大きく振りかぶらなくても、防具の上から痛みを感じるほどすごかったのだそうで、師匠は、先生のようには出来ないけれどと謙遜しながら、それを実際にやって見せてくれたわけです。  「おっ!」・・・・ 一瞬のうちに、防具の上からでも痛みを感じるような冴えた胴打ち、それはどうすれば可能なのでしょうか!?・・・・ またしても、私は、師匠のお手本から、「なるほど・・・」と思えるようなヒントを得ることが出来たのでした。それは、右手を中心とした左右の手の使い方の動的なバランスとでも言えばいいのだと思いますが、誤解もあるでしょうから、これ以上の詳しい説明は差し控えたいと思います。
  私にとって、胴打ちの稽古をするのは、ますます難しくなるでしょう。でも、「理念型」を手中にした者には、いくらでも工夫が出来るはずです。これからの素振り稽古が楽しみでもあるのです。

  次回は、一ヵ月後かな。体調を整えて、今度は、娘と参加してみようかな。サロさんとは無理だからねえ。
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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2018年11月現在満12歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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