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2019年・旅の思い出ーー(3)第30回おじさん旅行:明治村〜下呂温泉〜郡上八幡〜岐阜城

 20年間、何が参加者を結びつけたのか?
   ―――(当面、休止となった)「おじさん旅行」30回目


  ※「旅の魅力」か「参加者の結びつき」か?とりわけ何かを話すというわけでもなく、また、それぞれが持病を持たないわけでもない、そんな中高年の男たちが、年に1〜2回集まって旅行を楽しむ。そんな会が、今年の春で、20年、30回続いた。だが、この会も今回をもって一旦「休止」となる。世は「無常」であるが、この「おじさん旅行」が参加者各々の胸の中に大切なものを残したことだけは確かだと思う。

   5月中旬 五月晴れの日に
  第一日目 名古屋ー明治村ー下呂温泉(泊)
  第二日目 下呂温泉ー郡上八幡ー岐阜城ー名古屋


明治村の帝国ホテル前で
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   ※明治村は、近代日本、全国各地で造られた歴史的建造物が”移設”され、展示されている博物館だ。南北約1100m、東西620m、約100万㎡の広大な敷地を持ち、建築や明治時代の文化に興味・関心のある人は一日中楽しめることだろう。ただ、歴史的建造物が保存されることは大切だし、一箇所に集められるのも確かに便利ではあろうが、これらが各地のそれぞれの場で保存され、利用されていたらどうだったのだろう。地域の人々にとっても、そこを訪れる人にとっても、随分印象が違ったのではないだろうか。さらに、もう一つ。私は40年程前、ここを訪れていたのだが、ほとんど記憶にないのだ。何故だろうか。


下呂温泉・ホテルからの眺め
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   ※「日本三名泉」(有馬・草津・下呂)の一つと謳われるこの下呂温泉は、私が一度は訪れてみたいと考えていた場所だった。しかし、なかなかその機会がなかった。今回来てみて、想像以上に大きく、そして、美しい温泉街だと感じた。関東に住んでいると、北アルプス(飛騨山脈)の山々にアプローチするときにも、どうしても長野県側からとなる。確かに、飛騨の高山や新穂高にも行ったことはあったが、岐阜はやはり遠い存在だった。しかし、よく考えてみると、私は、岐阜どころではなく、名古屋駅に降りて、名物の味噌カツやきしめんを食べたこともなかったのだ。そして、名古屋から下呂温泉までの道程は、飛騨地方の奥深さを十分感じとることのできるものであった。


おじさんが この時だけはと 酒を飲む
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   ※私は食通ではないが、食べることは大好きだ。そして、この時ばかりはアルコールも口にする。この会のメンバーは、考えてみれば、恐ろしいほど”個性”的な人々の集まりだった。私が一番平凡で「まとも」だったのではないか?!w。そんな人間たちが、「気」を許し合い、酒を酌み交わし、温泉を楽しみ、鼾や寝息を聞きながら眠りについてきたのだ。


郡上八幡・宗祇水
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   ※郡上八幡は、長良川の支流の吉田川の清流と古い街並みが美しいところだった。写真は、「水の町」郡上八幡のシンボル、「宗祇水」だ。この湧水は、「文明3年(1471年)に連歌師宗祇が郡上の領主である東常縁から古今伝授の奥義についての講義を受け、京へ戻るとき、師弟の2人がこの泉のほとりで歌を詠み交わしたことから」そう呼ばれている。1985年、環境庁によって、「日本名水百選」の第1号に指定されている。それにしても、このメンバーでなければ、ここには一生来なかったことだろう。


岐阜城(稲葉山城)を背に
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   ※郡上八幡から犬山城などを眺めながら岐阜へ移動した。岐阜城は、駐車場探しに戸惑ったが、金華山ロープウェーを利用して、頂上駅から徒歩でたどり着いた。この写真は、その途中での一コマ。看板にもあるように、この城は斎藤道三と織田信長ゆかりの城で、標高は329メートルあるという。『偉人たちの健康診断』によれば、信長はこの山城の麓に住まいを設け、毎日、上り下りしたのだそうだ。ついでに、私の拝観料は無料だったw。


これは天下を取りたいと思ったことだろうな
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   ※天守閣からの360度の展望は確かにすごいものだった。眼下に長良川と岐阜の街並み、北東方面は御嶽山や日本アルプスの山々、南には豊かな濃尾平野と木曽川そして名古屋まで見える。そして、西はそれを超えれば琵琶湖や京都に至る伊吹・養老・鈴鹿の山々だ。しかし、その眺めは、登山で山頂を究めた時のものとは明らかに異なる感覚だった。富士山に登った時のものとも全く違う。つまり、それは権力者の「支配への野望」、あるいは、それが満足させられた時のもののように思われたのだ。今日も東京地裁で福一原発事故について凄まじい判決が下された。「権力者たち」の感覚と思想。私たち「一般ピープル」は、それらをも知らねばならない。


天守閣からの長良川と岐阜の街並み
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   ※これが、「おじさん旅行」で見る最後の景色になるかもしれない。感傷的になるつもりはない。私たちの出会いは偶然のものだったが、その「結びつき」は、やはり、意識的な選択とそれを大切にしようとする努力の結果だったように思われる。私たちも齢を重ね、それぞれの事情を抱えて生きている。まずは、これまでの日々に感謝したいと思う。
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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2018年11月現在満12歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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