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「専門家」気質の崩壊?―アベの「お友達外交」の果て

 「国家意思」を軽い「お友達」意識で操れるとでも思ったか!
 ―――小賢しい「マウント=ヒラメ」主義者たちが権力を詐取する時、何が起こるか。


   ※昨日から、サロさんの左後脚の調子が良くない。散歩もままならない状態で、公園の芝生に連れて行って、世間を眺めさせている。でも、サロさんは、めげずに頑張っている。今度は鹿肉でも買ってやろうかなどと考えながら散歩から帰って朝刊に目をやると、「接触アプリ 誤表示続出」の記事が載っていた。この国の「専門家」・「仕事人」はどうなってしまったのだ?そんなことを考え込んでしまった。

   いうまでもなく、その典型が、「マウント=ヒラメ主義」の「統治(エセ)エリート」だ。彼らには、本物の「専門家」意識など、全く感じられないではないか。上司・任命権者に媚び諂い、違法行為も辞さず、ただひたすら、出世・栄転を目指す。バカ殿のケツまで舐めるが如き彼らは、諫言一つできないのだ。そして、「下」に対しては、恥ずかし気もなく、サルにも劣る「マウンティング」(強権的なパワハラや陰湿ないじめ)だ。もちろん、赤木さんのような公務員、そして、厳しい現状の中でも頑張っている政治家もいる。ただ、アメリカの「専門家」たちのように、臆することなくその持論を展開し、その信念に従ってあくまでも抵抗を貫く「専門家」たちが少な過ぎるのではないか。そうした多様性と倫理感の欠如こそが、現在の日本と日本人の劣化の原因でもあり結果でもあるように思われてならない。

   そして、その象徴が「外交のアベ」だったろう。先日テレビを見ていたら、自衛隊出身の元外務副大臣佐藤正久が、アベを「外交の天才」だとか持ち上げていた。その心は、すぐ仲良くなれるということらしい。ウラジミールとかドナルドとか言うわけか。確かに、アベは「ホスト」としての才能はあるかもしれない。しかし、この手の話にそう簡単に乗ることはできない。アベが一国の「外交」担当者(あるいは「セールスマン」)として能力があったかどうかは極めて疑わしいところだ。実際、各国首脳が彼をどう見ていたか、あるいは、どう見下していたのかは、その「成果」の中に明らかと言えるのではないか。

   ところで、「民間外交」なる言葉もあるけれども、いわゆる「外交(diplomacy)」の担い手といえば、「主権国家」を代表する首脳ないし外交官ということになる。そして、彼らには、外交特有な知識や語学力など、それなりの資質や能力が必要ともいえるのだろう。しかし、民主制国家にあっては、外交の目的は、あくまでも、主権者たる「国民」(ないしは、世代を超えた「国家」)の”利益”を増進するためのもの(協調・妥協・対立等々)としてあるはずだ。つまり、外交とは、交渉者のアホなレガシーや自己実現のためにではなく、国民の”利害”が掛かった、極めて重い責任を有するはずのものなのだ。もちろん、宮廷外交の時代にあっては、王権を背にした貴族たちの「踊る会議」的な馬鹿馬鹿しいものもあったろうし、また、全権を掌握した独裁者の国民をないがしろにした駆け引きという場合もあったろう。それでは、こうした観点から「アベ外交」を顧みれば、どうなるのだろうか。

   はじめにアベ外交のあらましを見てみよう。
   まず、対米関係では、アベはあのトランプと世界で一番良好な関係を築いたらしい。では、その中で、主権者たる国民は何を得たのか。日米地位協定はどうなったのだ。武器の爆買いで貢いだだけではないのか(トランプによると「脅し」が効果的らしい)。まして、憲法違反の日米の軍事的一体化の推進で、国民を一体どうするつもりなのだ?
   対露関係におけるプーチンとの交渉も何だったのだ。そもそも、四島一括返還から二島変換への方針転換はいつどこで決まったのだ。そして、何十回と会い、ファーストネームで呼び合う「お友達」プーチンに、なぜかくもつれなくそでにされたのか説明して見たらどうなのだ。
   対中関係においても、習近平の国賓待遇での来日も結構だが、尖閣諸島の国有化以降、緊迫感を増す軍事的緊張関係をどう解決していくつもりなのだ。そもそも、一般の国民にとって、グローバリズムと国民経済とは矛盾に満ちたものだ。そうした中で、アベ政権は、企業利益のために経済的依存度を無警戒に高めながら、他方、政治的には、アメリカとの従属的一体化を進めて軍事的敵対関係を強めようとしてきた。しかし、全てが逆方向性なのではないか?!「政冷経熱」で問題が解決するはずがない。中国の巨大化を前にして、近隣アジア諸国と連携しつつ、日本独自の対応が必要だろう。軍備増強〜軍事衝突〜戦争状態の想定で一体どんな未来が見えるというのだ。
   韓国・北朝鮮との関係などは、もう話にならない。要するに、「もう、お付き合いしない」ということで済むならそれで結構だが、それで両国間で抱えている諸問題を解決できるといえるのか。素人の目から見ても、問題解決への戦略的思考がほとんど感じられないのだ。

   それでは、こうした現状の原因は一体何なのだろうか。それは、一言で言えば、アベによる「外交の私物化」もしくは「バカ殿外交」の故と思われる。つまり、アベの「外交」には、その背後ないし基盤に主権者たる「国民」の存在が感じられないのだ。彼が派手な「手土産」を持って歓迎していただくその外遊費用も、その「手土産」自体も国民の税金から出ているのだが、彼の頭の中には、世襲政治家の家系に生まれただけのつまらぬ選良意識と歴史的に無残な結果をもたらしている薄っぺらな国家意識、そして、周りで煽ててくれる「お友達」しか存在しないかのようだ。そして、さらにバカバカしいのは、アベが「大国」の最高権力者(=最高責任者!)というだけではなく、あたかも全権を掌握した独裁者(同士)の如きノリで交渉に臨むことだ。おそらく、トランプもプーチンもムンジェインも、アベよりはるかに自国の「国民」やその批判勢力に気遣っていたはずであり、内心、この馴れ馴れしく軽いノリの人物は一体何者なのだと感じていたのではないか。そして、さらに悲惨なのは、その到底「専門家」とは思えない外交交渉の有様であって、その恣意的で思いつき的な性格は、先にも見たような外交結果に如実に現れていると言って良いだろう。そして、それを許したのは、劣化した「マウント=ヒラメ主義」の「外務」官僚だったに違いないのだ。

   そして、アベの安全保障政策の中心にも「国民」は存在しない。この点については、後日、「敵基地攻撃能力の保有」に関連して考えて見たい。(―――麒麟が来て、鞍馬天狗が再臨し、そして、これから半沢直樹を見るwww)
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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2019年11月現在満13歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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