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SARO-MURIKU 「つぶやき」選集(9)

 
8月が終わってしまう


   我<しもべ>たる飼い主は、最近、「ああ、8月が終わってしまう!ああ、人生が・・・、人生が・・・」などとぶつぶつ言っている。僕は、サーバントさんの気分なんて、様子をチラッと見た瞬間解るんだけど、ありゃ、相当追い込まれてる<つもり>だよね。全く気の毒なことだ。でも、大したことじゃないんじゃないの



〇 7・29日比谷公園から国会大包囲 ―――自律的に考え、行動したいと考える老若男女の大結集の感あり。その人間像は、日本の「政官財の三角同盟」が<依拠>しようとした、「素直で従順」な「国民」とはちがっている。もっとも、今の日本には、「国民」であることの幻想を許すような「現実」すら消えていると言っていいのだけれど。―――その意味では、スポーツの「国民」形成において果たす役割は大きいんでしょうね。利用されちゃいけません。

〇 7・30~8・2 ゲンチャで「奥の細道」―アラ還大冒険948km。それにしても、日本製・ホンダCD50は完璧に良く走った!!!―――ビジネスモデルだから、何しろ頑丈で壊れる心配はほとんどなかった。そして、50ccだけれど、クラッチでギアチェンジしながら聞くエンジン音は、血沸き肉踊る素晴らしさだった。


〇 残暑でも 木陰に通る 秋の風―――里山公園で。

〇 生まれて始めて、「長生きして下さい」と言われました。そうだよね。この白髪頭。もうそういう歳なのですよ。―――長生きを といわれるような 歳になり

〇 8月10日の消費税法案参院可決の翌日、M新聞の当該記事と(「決められる政治」賛美の)社説を読み、律儀にも40年以上(一年契約で)読み続けたM新聞の継続をやめようと思った。同紙の脱原発姿勢も眉唾物だね。まあ、いい記事も無いわけじゃないけれど、T新聞にでもしようかな。―――「脱原発報道ならT新聞」というウチワももらったしね。

〇(リツイート)残念を使い果たしてもう無念―――ほんと、ほんと!(汗)ズシリと来る言葉だね

〇(リツイート)さあおいで腹いっぱいにしてくれる見えない檻のねずみ捕りだよ―――おい、おい!(汗) それにしても、私は、社会には、自由のフロンティアや駆け込み寺が必要だと思うんだよね。

〇 解散だの総選挙だのと色々盛り上げようとしているけれど、選挙やって、国民になにを選択させると言うのかな?あほらし!まあ、原発推進派と不当な大増税派には投票しないという形で参加しますけどね。―――中沢新一が首相官邸を包囲する人々の運動を背景に緑のロビー活動を展開するなどと言っているが、このいわば直接民主主義的な動きを財界や大労組のごとき圧力団体と同じような水準に位置づけ、自らをその代理人たるロビストと表現できるとは、相も変らぬ彼のエリート主義を露呈していると感じるがどうでしょうかね。

〇 領土問題で「愛国心」煽って、軍備の増強なんてもくろんでいる人々もいるらしいけれど、外国が実効支配を行っている竹島と北方領土を「軍事力」でどうしようとしているわけかな。戦争をやって奪い返すのかな?

〇 また、日本が実効支配を行っている、尖閣諸島で武力衝突が起こり、尖閣が中国に占領されたとして、日本はどうしようと言うのかな?アメリカは、日米安保条約に基づいて軍事力で中国と対決するつもりなのかな?それとも、日中間の領土問題に対しては、傍観を決め込むのかな?

〇 ところで、一部の人々はこのところの不安定化の原因は民主党政権がアメリカのご機嫌を損ねたからだと主張しているようだが、普天間にしても、オスプレイにしても、アメリカにゴロニャンしたら、アメリカは何とかしてくれるとでも思ってるのかな?でも、それなら、これまでの竹島や北方4島の韓・露による実効支配はどうなっていたんでしょうねえ。―――「ゴロニャン」?冗談じゃない!あんなのと一緒にしないでくれ。猫の矜持を忘れてもらっちゃあ困るよ(ゲンより)。

〇 国の内外では、いじめの問題そして不当な貧困など、死に至る「暴力的支配」が実質的に存在している。一般民衆はそうした中で生きているのだ。問題は解決されるべきで、個人的に覚悟が必要なこともあろう。しかし、岩の小島の領有をめぐる国家的『暴力』関係の中に国民のいのちを巻き込むんじゃいけませんよ。遠い首都に住む国家権力の掌握者たちが勝手に引いた国境線のために、どれだけ多くの住民・「国民」が苦労し,犠牲を強いられてきたことか。

〇(排他的経済水域にからむ)「国益」だの、それを究極的には「核」で護るだの、いろいろとおしゃる方々もいますが、一体、誰の利益を誰のいのちをかけて護るというのかな。歴史的に振り返り見ても、現在の状況を見ても、プロパガンダと目くらまし以外、それらを信じさせることの出来るものはないでしょうね。―――零細な漁民の利益を守るためなんていっている人もいますが、目の前で苦しむさまざまな「国民」の生活といのちについてはどうなのかな。たとえば、わが国の第一次産業従事者に壊滅的影響を与えるだろうTPPについて、反対ならば、協議への参加はやむをえないなんて結局それを受容する心積もりが透けて見えるようなことは止めて、体張って反対したらいいんですよ。

〇 一昨日、『ALWAYS 三丁目の夕日 64』と『カイジ――人生逆転ゲーム』・『カイジ2――人生奪回ゲーム』というDVD3本を見た。『三丁目の夕日』は団塊世代として泣かされ、ギャンブル推奨映画『カイジ』には大いに笑わされ、楽しませてもらった。競争社会の中の「負け組」がギャンブルで勝つお話だ。

〇 『カイジ』は特に「2」が良く出来ている。競争原理礼賛のサラ金会社がギャンブルでもボッタクッテいるわけだが、これに対して、「負け組」連合が友情と信頼をテコに勝利するというわけだ。ただ、一発逆転のその時も、枯渇したパチンコ「沼」の掛け金を高金利カードで入手しているところが実に面白い。―――友情と信頼の味付けはドラえもんでもワンピースでも感動させられるが、ボッタクリ的闘争と裏切りをも最終的に肯定するその「寛容さ」はすごい(笑)。

〇 どうも凝り性でいけない。You-Tubeでアニメ版の『カイジ』に見入ってしまった。映画版がかなりアニメ版(そして、原作?)に忠実であるのがわかったが、映画版にでてこない、本当の敵が兵藤であるということからする、彼との対決が実に興味深かった。

〇 まず、「変質者」兵藤は、「負け組」にとって賭博がどれほど<悪魔的>魅力をもっているかをを熟知している。しかし、自らは、その「偶然性」から脱却して、勝利への「必然性」を手中にして「勝ち組」となっているというわけだ。そして、カイジの兵藤との戦いはまさしくそのギャンブルの中で行われる。

〇 そして、勝ち負けを争うゲーム(金がかかっているので賭博だが)において勝利を確実なものとするためにカイジがとった行動は、「いかさま」だった。しかし、そのいかさまは兵藤に見破られるところとなり、逆に、当たりくじを折る「仕掛け」によって、カイジは完敗する。

〇 (読売グループの〕日テレさんすごい番組を流してたんですね。賭博そのものもそうですが、兵藤のサディスト的契約や制裁を、ある意味で、人間の主体的投企と自己責任(それゆえに尊厳性)の論理で正当化してしまうわけですから、これは近代刑法の原理を越えていますよね。 ただ、本当の「兵藤的なるもの」との戦いは、どこで、どのように行われるべきか、そんなことも考えさせられました。

〇  経済的・社会的そして<精神的>な「負け組」にとって、賭博は、昔から存在する、魅力あるものだ。「不幸」・「不運」なる自己意識が、、数量化された社会的「価値」を表し、商品化された社会における一般的な購買力を体現するところの貨幣を、「神に祝福され」、「幸運」にも、一発逆転で、手中にできるのですから。―――その獲得の手段と方法を問わなければ、金ほど「平等」主義的なものはなく、さらに、賭博は、自らの「労働力の価値」を、<自給>数万円~数億円と感じることが出来るわけですよね。まあ、イギリス人やモーツァルトの賭博好きの理由はわかりませんが、「負け組」・「野良犬」の気持ちはわかるような気がする。

〇 しかし、「負け」の構造―――外見的・形式的平等の基底にある実質的な不平等と淘汰の構造、そして、「賭博」の構造――― 一度はドーパミン・ドバーでも、ほとんどリピーターとなって、胴元が勝つ構造の中で、結局、「取り返さなければならないんだよ」ということになる、は同じようなものだ。この仕組まれた「兵藤的なるもの」とどう闘い、勝利するのか。どちらにしても、「どうせ俺なんか死ねばいいんだ」とやけっぱちになるような「負け犬」根性からの脱却は必要ということでしょう。

〇 『ALWAYS――三丁目の夕日』とその続編を見ました。原作は20冊位は読んでいます。都市中産層を中心とする相対的に恵まれた人々のお話ですが、ああ、俺にもこんな幸せな日々があったなあと思わせてくれる作品です。家族・友達等々、結局、人間の幸福は他者とのつながりの中にというわけですね。そうした一般民衆の「しあわせ」を破壊する仕組みを科学的に明らかにして行くことが必要とも思いますが。


 またまた。サーバントさん!「ケセラセラ」だよ~ん。
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プロフィール

SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2018年11月現在満12歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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