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衆院選の結果について思うこと

 
それにしても  「懲りない人々」―――12・16 日本

    

もう ジステンパーになりそう[emoji:d-25]





    昨日、衆議院選挙と東京都知事選挙が行われました。結果は、自民党と猪瀬直樹の『圧勝』ということになりました。この結果は、事前の世論調査などで一応予想されていたことではあるのですが、それにしても、この現実を前にすると、「いやはや、こりゃ日本の未来は暗いわ」と、思わざるをえないのです。昨日から今日にかけて思ったことをつづります。


   ☆投票率59%?  

―――今回の選挙で、私は、テレビの政見放送をほとんど見ませんでした。なぜかというと、野田、安倍、石原らの顔を見ると気分が悪くなるので、チャンネルをすぐ切り替えてしまったからです。一応、新聞や選挙公報には目を通しましたが、この拒絶感は今まで経験したことがなかったものです。というわけで、この4割もの棄権者たちの気持ちもわからなくはないように思うのです。ただ、棄権が選挙結果に対する白紙委任のようにとられてはかなわないので、私自身は、この数十年間選挙は必ず投票するようにしてきました。しかし、今回の結果の後に控えているだろう事態を考えると、あんな紙切れ一枚で私の政治的意思をあんな政治家たちに託すがごとき仕掛けとなっている「間接民主制」-「小選挙区制」に対しては、つくづく嫌気がさしてくるのです。真っ当な政治家たちには頑張ってもらわねばならないと思いますが、しかし、それよりも、私たち自身がしかっりしなければと心底から思います。要は、こんな政治システムとあんな政治家たちを信用してはいけないのであって、私たちは、私たち自身の「政治」をつくりだし、それに直接参加することが必要なのだと思うのです。


    ☆支持率(比例で)27%の自民が議席の60%だって?  

―――今回の選挙で、自民党は、比例区で(世論調査の結果にほぼ近い)28%の得票率でしたが、小選挙区・比例代表区の合計で定員の60%-294の議席を獲得しました。そして、小選挙区だけで見ると、得票率43%でなんと79%もの議席を獲得しているのです。これは、現在の日本の選挙制度の問題点、つまり、相対的に大きな政党に有利に働くこと、また、死票が多くなるといった、小選挙区制の問題点を如実に表わすものです。要するに、この制度は、有権者の意思の抽出機能それ自体に問題があるわけで、「イスタブリッシュメント」には都合のいい大政党への統合機能はあるのでしょうが、それには統合されない主体的な政治的意思を持った人々、すなわち、イスタブリッシュメントに都合の悪い勢力に対しては、まさしく、それらを中央政治から排除するフィルター・システムとして働くのです。政権交代を可能とするシステム云々といって、このような制度を導入した人々はその点を深く反省すべきです。そして、こうした既存のシステムに対抗するには、まさしく、私たちの「生きる場」での新しい「政治」が必要だと思われます。


    ☆それにしても、何故、自民や維新なの?

―――この間の民主党の政策転換と政権運営に対して、私も含めた多くの有権者が失望し、怒りを持ったこと、それが今回の選挙結果の第一の原因だということに疑う余地はないでしょう。とりわけ、「壁」にぶちあたって後退を余儀なくされた時に、彼らが為した無原則的でその根本的理念すら辱めるような言い訳、そして、国民多数の意思や思いを無視したエリート主義的行動、それらにはつくづく嫌気が差したものです(「信用できないよ!」)。その意味で、今回の結果は当然の成り行きであって、他党の政治家も明日はわが身であることをよーく知っておくべきなのだ。しかし、そうした思いは当然だとしても、なぜそれが自民や維新への投票に結びついてしまったのか。原発や消費税、TPPや沖縄はどうなってしまったのだろう。そのことを考えるために、まず、得票率を見てみましょう。
 
              小選挙区(%)    比例代表(%)
    自+維新       54.6        46.9    
    自維公み       60.6        67.6
    民            22.9       16.7
    共未社大国      14.3       15.1

    上の結果を見るかぎり、世論調査などで多数を占めていた、原発や消費税に対する国民の意思は、今回の選挙における投票行動を決定する争点とはならなかったことがわかります。それに代わって、(大型公共投資などの)景気対策や(連日マスコミによって大々的に報道された「尖閣」や「事実上のミサイル」が醸し出した)ナショナリズムの雰囲気がそれに取って代わったということでしょう。こうして、自民党政治によって引き起こされた、あの新自由主義的な国民生活の破壊、そして、福島第一原発事故による環境と人間生活の破壊という厳しい現実にもかかわらず、東京においても福島においても、「懲りない人々」が再び自民党政治に期待をかけてしまった(?)ということになるのではないでしょうか。もちろん、マスメディアによる巧妙な大衆操作に対する批判的視点も大切ですが、「一般国民」―「多数」派のこの「価値観」の有様もしっかり見ておく必要があると思います。しかし、安倍政権がイスタブリッシュメントの利益擁護のためにうまれる構造的な諸問題を「一般国民」の立場に立って解決できることなどありえず、必ず再び、「一般国民」に犠牲を強いることになるほかないでしょう。そして、その時、その犠牲をさらに隠蔽するため、再び、国家主義的な動きを強める・・・・、何か見えるような気がします。


    ☆「悪政スパイラル」を阻止しよう!

―――私たちが今見ているのは、小選挙区制導入-「保守」の二大政党化という方向性の中で、ヨーロッパ流の「中道」化ですらもなく、(旧)自民党タカ派と旧「革新」勢力の「体制」内統合に成功した中道右派とが対抗軸になってしまっている状況なのです。(都知事選においては、連合東京が猪瀬氏に乗ったことにより、さらに両者の融合という大政翼賛会的状況が生まれています。)そして、今回の選挙における前者の勝利によって、日本の右傾化と対米従属、世界での孤立化と日本経済の凋落はさらに強まることになるでしょう―――ああした言動の政治家を指導者とする国を世界が本心から尊敬し、信頼するはずはないではなりませんか。それでは、予想される安倍政権による「悪政スパイラル」を何処で、誰がストップさせるのか。まず必要なのは、次の参議院選挙において自民・維新などの改憲勢力を三分の二未満に押さえ込むことです。しかし、なによりもまず大切なのは、私たち「一般ピープル」が真に自立し連帯することだと考えられます。私も、今日から、マジで、[後悔しない生活]を送るべく努力する気持ちになったのです。


心配だね でも、上を向いて歩いていってよ





 
(任せなさい!)

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SARO MURIKI

Author:SARO MURIKI
おりこうさんのワンワンです。年齢は、2018年11月現在満12歳です。見てのとおりの柴ですが血統書はありません。性別はオスで、飼い主には、朝夕、45分ずつ2回の散歩を義務付けているVIP犬、正確に言うと、VIDです。文句あっか?!

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